クラウドファンディングとは?特徴と仕組みを簡単に解説!

「クラウドファンディングとは」英語でCrowdfundingと表記し、クラウド「Crowd(群衆)」から、ファンディング「Funding(資金)」を集めるという意味です。クラウドファンディングを簡単にいうとインターネットを通じて、提案に賛同した多数の人から資金調達するという複合した用語のことです。

キャンプファイヤーマクアケなどクラウドファンディングで有名なプラットフォーム名を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

この記事は、

  • 「クラウドファンディングという言葉を聞くが、どういう意味か簡単に知りたい」
  • 「クラウドファンディングについて調べたが、いまいち理解できない」

という方におすすめです。

  • クラウドファンディングとは何か?
  • クラウドファンディングの仕組み
  • クラウドファンディングの6つの種類
  • 種類別クラウドファンディングのメリットとデメリット
  • クラウドファンディングのやり方
  • クラウドファンディングで注意すべき点

という6つの点を簡単にわかりやすく解説しています。

この記事を参考に、初心者でも気軽に始められるクラウドファンディングについて理解を深めましょう。

目次

1.クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、資金調達のための方法で、Crowd(クラウド)「群衆」とFunding(ファンディング)「資金」をかけ合わせた用語です。

  • インターネットを介して、自分のやりたいことや提案を起案者として提示し、多数の人に資金の提供を呼びかけ、提案に賛同した人から資金を集める方法です。

これは、少額なものもあれば、活動プロジェクトによっては高額のものもあります。

非営利団体の設立や会社設立、書籍出版など様々な活動のための資金調達として使われています。
2015年に金融庁が法を改正したことにより、株式公開していない会社に対しても、資金調達のチャンスが広がり、資金投資型クラウドファンディングの業界発展に繋がっています。

2.クラウドファンディングの仕組み

クラウドファンディングの仕組み

では、クラウドファンディングはどんな仕組みになっているのでしょうか?
まずクラウドファンディングの種類をみていきましょう。

2-1.クラウドファンディングは6種類

クラウドファンディングには次の6つの種類があります。

  1. 寄付型クラウドファンディング
  2. 購入型クラウドファンディング
  3. 融資型クラウドファンディング(別名:ソーシャルレンディングとも呼ばれます)
  4. ファンド投資型クラウドファンディング
  5. 株式投資型クラウドファンディング
  6. 不動産投資型

不動産投資型の仕組みはこちらの記事を参照ください。

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寄付型クラウドファンディング

寄付型クラウドファンディングは、支援者から「寄付金」として支援を受けることができる仕組みです。
例えば、NPOなど非営利団体活動や、被災地や、動物保護、自治体、学校の活動ために起案者が支援者から寄付金の調達をインターネット上で行います。コロナの影響で観光業に打撃があり、職を支援するために立ち上げた視覚障害者の所得を支援するプロジェクトなど、地域の活性化に関連したプロジェクトなど様々な案件があります。

また、個人のプロジェクトに対する募金も寄付型クラウドファンディングではおこなっていることもあります。

寄付型クラウドファンディングの特徴は、他のクラウドファンディングと異なり、リターンが発生しません
起案者から寄付された方へのお礼のメッセージ活動内容の報告などが代わりになっています。

購入型クラウドファンディング

購入型のクラウドファンディングの仕組みをみていきましょう。
先ほどご紹介した寄付型クラウドファンディングと異なる特徴として、起案者に支援した場合、支援者はリターンを受け取ることができます
リターンはモノに限らず、サービスをリターンとしている場合もあります。

例えば、飲食店をオープンさせるために、資金を集め、リターンとして、飲食店で使える食事券や、飲食店でオリジナルとして作成した商品を受け取るなどです。

融資型クラウドファンディング

融資型クラウドファンディングとは、別名:「ソーシャル レンディング」とも呼ばれます。
太陽光発電売買事業への融資や海外の農業支援などの融資を募るなど様々なプロジェクトがあります。
従来、融資先は、銀行などの金融機関がメインでしたが、融資型クラウドファンディングにより支援者は投資家として、起案者に少額資金を融資し、リターンとして元金の返済と利息を受け取ることができる仕組みです。

ファンド型クラウドファンディング

ファンド投資型クラウドファンディングでは起案者の事業に対して投資し、プロジェクトで発生した利益から相当する分配金やサービスをリターンとして受け取ります
ファンド型は個人のビジネスや社会問題解決のプロジェクトまで範囲は様々です。

ファンド投資型のクラウドファンディングは、支援者にとって、リターン以上に、社会貢献度も高いことが特徴です。

株式投資型クラウドファンディング

株式投資型とは、AIなど事業の将来性を見込んだエンジェル投資家からの人気を集めている投資です。
株式型クラウドファンディングは、支援者である投資家が、株式未公開の起案者の事業に共感し、支援したい場合、未公開株を購入することで、起案者のビジネスを支援しながら、リターンを得るという仕組みになっています。

起案者が株式公開を将来的にした場合、そのリターンを考えると大きな利益が期待できることから、投資家からの人気が高くなっています。

不動産投資型クラウドファンディング

起案者である事業者がインターネットを通じて支援者(投資家)から資金を集め、その資金を元に不動産を取得・運用(賃借や売却等)し、得られた利益の一部を配当として投資家へ還元する仕組みです。

不動産投資の場合、不動産購入が必要になるため、初期費用がかかりますが、不動産投資型クラウドファンディングであれば、1万円ぐらいの少額から始められるため人気を集めています。

融資型・投資型という2つの方法があります。
不動産投資型クラウドファンディングについて詳しくは、以下の記事でご紹介しています。

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3.クラウドファンディングのメリット・デメリットとは?

クラウドファンディングのメリット・デメリットとは?

2章では、クラウドファンディングには6種類あること。また、それぞれの仕組みを解説しましたが、投資型には大きく「寄付型・購入型・融資型・株式型」と分けられます。
起案者と支援者の立場からみるそれぞれのメリット・デメリットを解説します。

3-1.寄付型のメリットとデメリット

では、寄付型のメリットとデメリットをご紹介します。

起案者のメリットとデメリット

メリット デメリット
リターンが発生しない。 NPOなど非営利団体、学校法人などの団体の場合、支援金は寄付収入となり非課税である。

支援者のメリットとデメリット

メリット デメリット
社会問題への支援ができる。 配当金、商品やサービスなどのリターンを受け取ることができない。

3-2.購入型のメリットとデメリット

次に購入型のクラウドファンディングのメリット・デメリットをご紹介します。

起案者のメリットとデメリット

メリット デメリット
個人の場合、新会社設立のためには、従来ならば金融機関の支援が必要ですが、事業企画に賛同した支援者を募ることができる。法人の場合、新規事業参入など、マーケティングのテストとしても利用ができる。認知度が広がる。 支援者への信頼を獲得する必要があり、アイデアを企画するまでの時間・そのアイデアを伝えるための準備が必要。その後も、結果を出すことに関してのプレッシャーがある。

支援者のメリットとデメリット

メリット デメリット
プロジェクトでしか購入できないサービスなどが購入できるチャンスがある。 リターンが得られないこともあり得る。支援するプロジェクトをしっかり見極める必要がある。

3-3.融資型のメリットとデメリット

融資型のメリットとデメリットをご紹介します。

起案者のメリットとデメリット

メリット デメリット
金融機関の融資を受けることが難しい事業でも、起案するアイデアや商品、サービスの魅力が共感されることができれば、支援者から資金調達をすることが可能。 事業がうまくいかなかった場合の信頼関係がなくなる。悪い評判がネット上で拡散する場合もある。

支援者のメリットとデメリット

メリット デメリット
少額からの投資が可能なので、初心者からも気軽に始められる。事業が成功すれば、4~6%など高い利回りも得られる可能性がある。株式公開する場合など、さらに高いリターンも期待できる。 投資した額が原元割れする場合もあり、リターンが得られない可能性もある。
最悪、相手の情報がよくわからず詐欺にあう場合もあり注意が必要。

3-4.株式型のメリットとデメリット

最後に株式型のメリットとデメリットをご紹介します。

起案者のメリットとデメリット

メリット デメリット
投資型と同様、今まで金融機関で融資が受けられなかった場合や、投資家から出資を受けることが難しかった場合でも、新規事業の出資を募ることができる。 支援者に成果を報告する必要がある。マイナスの状況が続くと、出資者からの信用がなくなり、金融機関からの融資も難しくなる。

支援者のメリットとデメリット

メリット デメリット
投資額のほとんどが所得から控除されるなど税制上の優遇措置が受けられる。
株式公開している企業より、配当金が高くなることもある。プロジェクトの案件が成功すれば、一攫千金も夢でなく、ハイリターンが期待できる。
投資先の情報公開が株式上場企業よりも不透明。投資先は非上場企業の株式であるため、上場するまでは自由に株を売買できない。

4.初心者におすすめのプラットフォーム

初心者におすすめのプラットフォーム

初心者がクラウドファンディングを始めるために、おすすめするプラットフォームをご紹介します。
プロジェクトを覗いているだけでも楽しいので是非チェックしてみましょう。

4-1.キャンプファイヤー

クラウドファンディング - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) - camp-fire.jp

CAMPFIREは国内最大のクラウドファンディングサイトで、プロジェクトは4万4000件以上、支援額の累計は350億円以上です。

支援者は、飲食店・アニメ・ファッション・アート・音楽・スポーツ・書籍出版など、様々な案件から選ぶことができます。

また、起案者にとっては、プロジェクトの作り方、進め方に関してもアドバイスを受けることができますので、必ずチェックしたいサイトの1つです。

4-2.Makuake

Makuake(マクアケ)|アタラシイものや体験の応援購入サービス - www.makuake.com

Makuake(マクアケ)は、2013年に開設されたAmebaブログを運営する株式会社サイバーエージェントのグループ会社です。ネット-ワークを活かした強みで、ブランド力の強化や、テストマーケティングを進めることができます。

4-3.READYFOR

クラウドファンディング - READYFOR (レディーフォー) - readyfor.jp

READYFORは2011年に日本で初めて開設されたクラウドファンディングサイト。取り扱ったプロジェクトは1万件以上、支援額の累計は100億円以上にのぼります。
特に医療関連に特化したプロジェクトや、動物保護、環境保護などの社会貢献度が高いプロジェクトが豊富なことが特徴です。

5.成功・失敗の事例を知るにはブログを参考にしよう

成功・失敗の事例を知るにはブログを参考にしよう

実例を知るにはブログもチェックしてみましょう。
読んでいると参考になる資産運用のアイデアが広がってきます。

5-1.元官僚、運用額7000万円の専業投資家によるサイト

ホンネのソーシャルレンディング投資実践録 - www.socialen.net

特に、ソーシャルレンディング投資選びに迷ったら参考にしたいサイト。

元官僚でソーシャルレンディング歴10年の著者がソーシャルレンディングに関して情報を発信しています。

5-2.20代が個人で資産運用してみるブログ

6000万円を投資し比較!ソーシャルレンディングのおすすめは?リスクも解説 – 20代が個人で資産運用してみるブログ(8500万円を投資中_ - investment20.biz

少額から始められるクラウドファンディングを始め、資産運用を実体験をもとに解説しています。

5-3.子育て中、専業主婦が発信する投資ブログ

ソーシャルレンディング - 30代専業主婦がコツコツと投資をするブログ - kyomalog.com

コツコツと投資を続けている筆者の運用実績公開が特に参考になります。

6.クラウドファンディングのやり方(初心者向け)

クラウドファンディングのやり方(初心者向け)

クラウドファンディングは初心者でも気軽に始められることから近年人気を集めています。

クラウドファンディングを実際に始める際のやり方やクラウドファンディングに関する疑問については、こちらの記事に詳しくご紹介していますので、ご参照ください。

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7.クラウドファンディングで注意すべきこと

クラウドファンディングで注意すべきこと

クラウドファンディングは初心者でも気軽に始められることが魅力です。

1章でクラウドファンディングの種類と仕組みをご紹介しましたが、

  • 「起案者として、アイデアを発信して、共感できる仲間を増やして、事業を展開する。」
  • 「支援者として、プロジェクトに参加し、社会貢献する。」

など、クラウドファンディングの種類によって得られることが様々です。

ここでは、注意すべき点をお伝えします。

7-1.起案者への注意点

  • 起案した内容が、他で既に使われているということも考えられます。

そのため、定期的に他のプロジェクトに関しても目を向けている必要があります。また、逆にアイデアを盗まれないためにも、事前に特許を取得することも念頭に入れておきましょう。

クラウドファンディングのプラットフォームでは、特許についてもアドバイスをしてくれるサイトもあります。参考にして、アイデアを公開する前に、相談することをおすすめします。

また、クラウドファンディングで、資金を得た場合、課税の対象になることも知っておきましょう。「クラウドファンディングのやり方|初心者が知っておくべきポイントとQ&A」の記事の6章で課税についての注意点を説明していますので、参考にしてください。

その他は、信用に関する注意点です。リターンがある場合も、寄付型でリターンが発生しない場合も、支援者への御礼や報告管理は欠かせません。これを欠如するとネット上に悪い口コミが拡散して信用を失うこともあり得ますので十分注意が必要です。

7-2.支援者への注意点

  • 支援者にとって、支援した自分のお金がどう運用されるかが最も気になる点です。

共感して、資金をつぎ込んだにも関わらず、企画が進んでいないというケースもあります。

また、配当金などが発生する場合、課税の対象となり、確定申告をしなければいけない場合があります。

その他、融資型のソーシャルレンディングでは、返金が遅延されるという最悪の場合には返ってこない場合もあるということを十分注意しておきましょう。それは、事業が破綻するというケースもありうるからです。

トラブルを避けるためにも、ソーシャルレンディングのプラットフォームを選ぶ際に大手企業が運営していることを基準にすることで、リスクを回避できます。例えば、金融機関SBIグループにはSBIソーシャルレンディングというソーシャルレンディングを運営していますので、初心者の方が始めるには、プラットフォームを選ぶ基準として視野に入れるようにしましょう。

まとめ

1.クラウドファンディングとは
インターネットを介して、自分のやりたいことや提案を起案者として提示し、多数の人に資金の提供を呼びかけ、提案に賛同した人から資金を集める方法

2.クラウドファンディングは6種類

  1. 寄付型クラウドファンディング
  2. 購入型クラウドファンディング
  3. 融資型クラウドファンディング(別名:ソーシャルレンディングとも呼ばれます)
  4. ファンド投資型クラウドファンディング
  5. 株式投資型クラウドファンディング
  6. 不動産投資型

3.起案者側、支援者(投資家)のメリット・デメリットを把握したうえ、選ぶことが重要

4.実例はクラウドファンディングに関するブログを参考にしよう

5.クラウドファンディングは初心者でも気軽に始められるのが魅力ですが、投資ということを忘れずに。起案者側と支援者側の注意点を把握しておこう。

いかがでしたか?
この記事では、クラウドファンディングについて、簡単にお伝えしました。仕組みや特徴を理解したうえで、資産運用に役立てられることを願っています。

また、新規のプロジェクトとして、支援者を集めて事業を展開したい方、社会貢献したい方の活躍も願っています。

実際に始めてみようという方は、是非下記の記事もご参考にしてください。

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