戸建住宅の需要が上昇?住人のトレンドと賃貸に出す場合の注意点

近年、戸建住宅のニーズが高まっています。不動産会社でも戸建ての販売が好調で、成長を支える事業となっています。

この記事では戸建住宅の需要が高まっている理由と、戸建住宅を選ぶ住人のニーズを知り空室を無くす方法について解説していきます。

1.戸建住宅のニーズが高まっている理由

戸建住宅のニーズが高まっている理由

戸建住宅のニーズが高まっている大きな理由に「マンションの不調」が挙げられます。

過去、マンションの購入価格は戸建てよりも安く、人気があった時期もありました。 しかし現在では、戸建ての方がマンションより安く購入出来る、という事態になっています。

その大きな理由が、首都園を中心とした都市部の土地の値段が値上がりし続けていることと、東京オリンピックなどの再開発のために建築の需要が高まり、資材費と人件費が上昇してしまっているということです。

その結果、マンションの価格は高騰し、東京では新築マンションの販売価格が8,000万円を超えることが珍しくない事態となってしまっています。こういった状況では、サラリーマンが買おうと思っても手が出し辛くなっています。 そこで注目されているのが戸建住宅です。

戸建住宅であっても同じく土地の値上がりの影響を受けますが、マンションが駅前などの一等地に建てられるのに対し、戸建住宅はある程度郊外であることが多く、土地の値上がり率はそこまで高くありません。

また、建物に関してもマンションは基本的に鉄筋コンクリートであるのに対して、戸建住宅は木造であることが多いです。

現在、都市部では鉄筋コンクリート建造物の需要が圧倒的に多いので、コンクリート建築をする職人さんの人件費が高騰。対して木造建築を行う職人さんの人件費は変動していないため、建物を建てる費用に関しても戸建ての方に価格優位性があるといえます。

土地も建物もマンションより戸建ての方が安い。これが現在、マンションよりも戸建住宅のニーズが高まっている理由になります。

2.戸建住宅を選ぶ住人のニーズ、トレンドを分析

戸建住宅を選ぶ住人のニーズ、トレンドを分析

ここからは戸建住宅を選ぶ住人の様々なニーズ・トレンドについて分析していきます。

これらのニーズを満たすことで空室期間を減らしていくことが可能になります。

2-1.騒音を気にしなくていい所に住みたい

たとえば、「家で楽器を弾きたい」「ある程度は騒いでも大丈夫な家に住みたい」という希望がある人にとっては、戸建ての住宅は十分、入居する理由になります。

マンションや集合住宅ではどうしても隣に住んでいる人に気を遣いながら、楽器などを弾く必要があります。 それに対して、戸建ての場合は騒音トラブルが少なく、騒音を必要以上に気にする必要は無くなります。

2-2.ペットを飼いたい

「ペットを飼いたい」という希望がある場合、マンションや集合住宅では難しい場合も多いです。もちろん、ペット可のマンションや集合住宅の所もありますが、現状ではまだまだ少ないです。

それに対して戸建住宅ではペット可の物件が多く、庭で犬を飼ったり、室内で猫を飼ったりということも可能になります。ペットを飼いたいという希望から戸建てを選ぶ人も多いので、このニーズは押さえておく必要があります。

2-3. 部屋数を増やしたい

部屋数を増やす等の改装をしたい場合、マンションや集合住宅ではまず難しくなります。 それに対して、戸建住宅の場合は現状復帰が不要な物件が多いため、物件によっては自分好みに改装することが可能になります。

また、戸建住宅の場合は駐車場や庭が付いている物件が多く、「ガーデニングがしたい」「庭で子供を遊ばせたい」というニーズにも答えることができます。

2-4. 風通しや日当たりが良い所に住みたい

戸建住宅の大きなメリットとして「構造上、窓が多く付いており、風通しや日当たりが良い」という点が挙げられます。

開放感のある暮らしができるというわけですね。

マンションや集合住宅ではこうはいかず、なかなか希望通りにはいかない場合が多いです。

風通しや日当たりについての希望は根強いものがあるので、こちらもニーズとして押さえておく必要があるでしょう。

2-5.グレードの高い設備のある物件に住みたい

最近の戸建住宅は、設備のグレードも高くなっている傾向にあります。

特にキッチンや浴室などの水回りが充実しており、広い間取りを生かした設計になっている場合が多いです。 入居者のニーズとしても「設備の充実」を挙げている人が少なくなく、こういったニーズに応えることで空室を減らすことができると考えられます。

3.空室時のリスクと対処方法

空室時のリスクと対処方法

ここからは、実際に賃貸経営をして戸建住宅が空室になってしまった時のリスクと、その対処方法について解説していきます。戸建住宅が空室になった時の問題は何といっても「空室時の固定費」と「機会損失」です。

マンションや集合住宅などの一棟ものの場合は空室が出てしまっても、すべて空室になってしまうということはないので、ある程度リスクを分散することができます。 それに対して戸建住宅の場合は、借主が抜けてしまうと賃貸収益が全く得られないという状態になります。

また、物件の固定費として、「固定資産税」や「都市計画税」、「建物保険料」、「借入金の返済」などがありますが、マンションや集合住宅の場合は他の部屋の賃料でまかなうことが可能です。

しかし、戸建住宅の場合は空室になると一切賃料が入ってこないため、これらの固定費を自費で払わなければならなくなってしまいます。 戸建住宅の場合は空室時のコスト負担について、よりシビアに考えていかなければならないということです。

では、この空室リスクにどのように対処していけばよいかというと、入居者のニーズを満たせるような居住環境を維持して、空室期間をなるべく短くするようにしていく必要があります。

そしてニーズを満たせるような居住環境を維持するために、プロの意見なども聞きながらリフォームなどをすることで空室リスクを下げていくことができます。

4.まとめ

これまで、戸建住宅を選ぶ住民のニーズや空室期間のリスクなどについて解説してきましたが、これらのニーズを満たしたからといって、空室率が完全にゼロになるとはいえません

住民の方の突発的な理由で空室になることも有り得ます。 しかし、住民の様々なニーズを満たせるように注力していくことで、確実に空室期間を短くしていくことはできます

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