仕事に追われながら生活する日々を送っていると、
- 「ストレスから解放されて自由になりたい」
- 「自分の時間をもっと大切にしたい」
と考えることがあるのではないでしょうか。1度きりの人生だからこそ、仕事に支配されることなく、有意義に過ごしたいものです。
多くの人が憧れる「セミリタイア」(別名FIRE)は、会社員時代にためた貯金を元手として、投資や少しの労働によって生活するライフスタイルのことです。
- ・理想の暮らしを実現するために、どのくらいの資産を用意しておけば良いのでしょうか?
- ・会社を辞めたいけれど、失敗はしたくない。セミリタイアして資産を運用するにはどんな方法が一番でしょうか?
この記事では、
- ・20代、30代、40代、50代の世代別にセミリタイアに必要な資産
- ・セミリタイアするための資産運用方法
- ・セミリタイアについて実態を知るためのおすすめブログ・本
- ・セミリタイアに成功するためには?
について解説します。
この記事を読むことで、セミリタイアするためには自分が今、どのように行動するべきか、ということが理解できます。
また下記の記事でもセミリタイアについて詳しく解説しています。あわせてご一読ください。
最近、ブログなどで「セミリタイア」というワードを目にする機会が多くなりました。サラリーマン生活に疲れを感じている人にとって、セミリタイアというワードを聞くと思わず魅力的に感じることでしょう。 セミリタイアとは、退職を意味する「リタイア」と[…]
1.必要な資産を知るためにはまず支出額を知ることがカギ
セミリタイアするために必要な資産は、貯蓄のほかにも、不動産投資のための物件、株式などの金融資産も含まれます。
セミリタイア後の生活を送るためには、貯蓄や多少の労働だけではまかないきれないため、不動産などの実物資産や株式などの金融資産も活用したいところです。
セミリタイアするために必要な資産を計算する方法としては、(年間の支出額×25)が目安となります。こちらについては、2章にてくわしくご説明します。
まず、セミリタイアするまでに必要な資産を知るうえで、支出額を知ることが重要です。
ここでは、各世代の支出額がどれくらいなのかを解説します。
1-1.各世代の支出額はどのくらい?
各世代の支出額については、総務省統計局が公表している「家計調査報告(2019年)」のデータを参照します。
そのデータを参照すると、2人以上の世帯において世帯主の年代別の月間消費支出額は以下の通りとなります。
- 【2人以上の世帯の月間消費支出額】
- ・40歳未満:27万8768円
- ・40~49歳:33万2539円
- ・50~59歳:35万4252円
- ・平均:29万3379円
- ※平均の数値には60歳以上の消費支出額を含む
また、単身世帯の消費支出額は、平均で月間16万3781円です。
2人以上の世帯に関しては、30代、40代、50代の消費支出が参照できますが、単身世帯に関しては全ての世代を含めた平均値しか掲載されていません。
そこで、年代別の単身世帯の消費支出額を推測する方法として、2人以上の世帯の年代別消費支出額を全ての年代の平均支出額で割って、その比率を求めます。
例えば、40歳未満の消費支出額と全年代の平均支出額の比率は
(27万8768円÷29万3379円)=0.95と求められます。
同様に、
40~49歳の消費支出額と全年代の平均支出の比率は1.13
50~59歳の消費支出額と全年代の平均支出の比率は1.20となります。
この比率を元にすると、年代別の単身世帯の消費支出額は以下のように求められます。
- 【単身世帯の月間消費支出額】
- ・40歳未満 :16万3781円×0.95=15万5591円
- ・40~49歳:16万3781円×1.13=18万5072円
- ・50~59歳:16万3781円×1.20=19万6537円
上記で求めた数値より、年代別にみた2人以上の世帯、および独身の世帯の消費支出について、1万円未満を切り捨てると以下の表の通りです。なお、2人以上の世帯の数値に関しては、子供ありの世帯と仮定します。
また、夫婦2人暮らしの世帯の消費支出に関しては、2人以上の世帯の数値と独身世帯の中間の数値とします。ただし、1万円未満は切り捨てます。
■世帯・年代別月間消費支出(1万円未満切り捨て)
世帯/年代別 月間消費支出 | 30代 | 40代 | 50代 |
2人以上の世帯(子供あり) | 27万円 | 33万円 | 35万円 |
独身 | 15万円 | 18万円 | 19万円 |
夫婦2人暮らしの世帯 | 21万円 | 25万円 | 27万円 |
これらの数値を元にして、セミリタイアのために必要な資産の額を求めます。必要な資産額は、年間支出額の25倍が目安となることから、(1か月の消費支出額×12×25)で計算します。
2.セミリタイアするために必要な資産
各世代の支出が分かったところで、ここからは、実際に必要な資産額を見ていきましょう。
前述した通り、セミリタイアするために必要な資産を計算する方法としては、(年間の支出額×25)が目安となります。
2-1.30代で必要な資産額
30代で必要な資産について家族構成別にみると以下の通りとなります。
- ・独身 :15万円×12×25=4500万円
- ・夫婦(2人暮らし):21万円×12×25=6300万円
- ・夫婦(子供あり) :27万円×12×25=8100万円
2-2.40代で必要な資産額
40代で必要な資産について家族構成別にみると以下の通りとなります。
- ・独身 :18万円×12×25=5400万円
- ・夫婦(2人暮らし):25万円×12×25=7500万円
- ・夫婦(子供あり) :33万円×12×25=9900万円
2-3.50代で必要な資産額
50代で必要な資産について家族構成別にみると以下の通りとなります。
- ・独身 :19万円×12×25=5700万円
- ・夫婦(2人暮らし):27万円×12×25=8100万円
- ・夫婦(子供あり) :35万円×12×25=1億500万円
3.セミリタイアするための資産運用方法とは?
セミリタイアするために必要な資産の額についてみてきましたが、意外と多いことを実感されたのではないでしょうか。
必要な資産は貯蓄でまかなうことも大切ですが、貯蓄を元にして資産運用を行いながら、資産を増やしていくことも重要です。
3-1.セミリタイアの目安は「年間支出の25倍」
セミリタイアの目安が「年間支出の25倍」の資産が必要な理由として、「4%ルール」があります。
4%ルールとは、アメリカでセミリタイアを目指している人が目標とするルールのことで、株式や不動産などの資産運用で年4%の運用益を出すことを指します。
なお、4%とは、アメリカ株価指数の一つであるS&P500の成長率7%から、アメリカのインフレ率である3%を指し引いた数値です。つまり、株式の成長率からインフレ率を差し引いた割合であるため、比較的達成しやすい数値とされています。
次に、年間支出の25倍の資産を持っていれば、4%の運用益で生活が可能であることについて説明します。
年間支出が200万円、資産の総額が5000万円とします。5000万円の資産を運用して4%の運用益が発生した場合、得られる利益は200万円です。
つまり、1年間の支出は資産の運用益が4%であれば足りる計算となります。このことから、セミリタイアするなら年間支出の25倍の資産は必要といえるのです。
3-2.セミリタイアするなら元手を確保
セミリタイア生活では資産運用が必要であることを説明しましたが、資産運用でまとまった収益を確保するためには多額の元手が必要となります。
資産運用の運用益が4%である場合、100万円の資金で運用しても収益は4万円にとどまりますが、資金が1億円であれば運用益は400万円となり、格段に増えます。このことからも、セミリタイア生活を実現するためには元手を確保することが重要といえるのです。
元手を確保するためには、何歳でセミリタイアをするか、何歳までにいくらの元手が必要か、ということを計算する必要があります。例えば、現時点で25歳であり、40歳までに3000万円をためてリタイアしたいとしましょう。
15年間で3000万円をためるには、1年間で200万円ずつためる必要があります。
仮に年収が300万円である場合、年収の約3分の2は貯蓄にまわす形となります。年収の大半を貯蓄にまわす生活はとても大変ではありますが、アメリカではセミリタイアを実現するために、収入の70%を貯蓄にまわす人もいるほどです。
セミリタイア生活を1日も早く満喫するためにも、貯蓄して元手をためることがポイントとなります。
3-3.投資の経験を積みながら資産運用を行う
そのほか、セミリタイア生活を安定的なものにするためには、資産運用で収益を稼ぐことも必須となります。
資産運用の経験は、セミリタイア生活を始める前から積んでおくことが重要です。そもそも、資産運用では必ずしも収益が得られるとは限らず、損失が発生することもあり得ます。
慣れない状態で数千万円単位の資産運用を行うと、多額の損失を発生させてしまい、セミリタイア生活そのものがあやうい状態にもなりかねません。
また、セミリタイア生活を始める前から資産運用に取り組むことによって、資産運用の練習になるのはもちろんのこと、運用しだいでは資産を早く増やすことも十分に可能です。
セミリタイア生活を目標とした時点で、お金をためつつ、貯蓄額の一部を使って投資することが理想的といえます。
4.資産運用にはどのようなものがある?(リスク別)
資産運用の方法としては、株式投資や不動産投資、FXなどがありますが、比較的低リスクで資産運用ができるものや、リスクの高い投資商品もあり、一口に資産運用といっても実にさまざまです。
ここでは、資産運用の方法をローリスク、ミドルリスク、ハイリスクとリスクの高さごとに分けてみていくことにします。
4-1.ローリスクは国債や外貨預金
ローリスクの資産運用としては、国債や外貨預金などがあります。国債は利子収入を受け取ることができ、元本割れのリスクが小さい点がメリットです。
また、外貨預金は日本円と比べると金利が高いこと、そして外国為替の状況によっては為替差益も得られます。その反面、為替損失が発生する可能性がある点にも注意が必要です。
これらの資産はリスクが小さいために損失も抑えられる一方、投資による収益も少額に抑えられます。資産運用を初めて行う場合にはローリスクの資産に投資することがおすすめです。
4-2.ミドルリスクは株式や不動産投資
ミドルリスクの資産運用としては、株式や不動産投資などがあります。
企業が資金を調達するために発行している株式は活発に取引されていることもあり、価格は常に変動しています。
状況によっては大幅に値上がりすることがあるため、保有しているだけで利益が得られる一方で、急激に値下がりすることもあるため、損失が発生することもあり得ます。
成長が見込める企業に投資すると利益が得られやすく、成長が期待できない企業に投資してしまうと株価が下がる可能性が高まります。
不動産投資は初期投資額が高く、投資を始めるハードルの高さがデメリットである一方、入居者が増えることによって安定した賃料収入を得られます。
しかし、建物の経年劣化や周囲の環境の変化などで入居者が退去してしまうと賃料収入が減少してしまうため、想定していた収益が得られなくなることがある点に注意が必要です。
定年前の40代、50代、場合によってはもっと早く仕事を辞めて、自分の好きなように生きたい……近年そうした「セミリタイア」に憧れる人が増えています。 セミリタイアとは、「定年退職を迎える前に会社員を辞めて、自由な生活の片手間で収入を得て生活[…]
4-3.ハイリスクはFX
ハイリスクの資産運用としてはFXがあります。FXとは「外国為替証拠金取引」のことで、ドルやユーロなど海外の通貨を取引することで収益を得ることができます。
FXの特徴は「レバレッジ」をかけられることです。レバレッジとは手持ち資金の何倍もの取引が可能になる仕組みのことで、資金が少額であっても多額の取引ができます。
そのため、わずかな資金であっても多額の収益が得られる反面、多額の損失が発生してしまうこともあり得ます。FXの取引ではレバレッジを低くすることで想定外の損失を防げます。
特に、外国為替は海外の政治・経済の動向によって価格が急激に変動することがあるため、FXの取引は特に注意が必要です。急激な値動きが想定されるタイミングでは取引を控えることも必要でしょう。
5.セミリタイアについて実態を知るにはブログ・本がおすすめ
セミリタイアをより現実的なものにするためには、セミリタイア生活を送っている人のブログが参考になります。セミリタイア生活者のブログについて、20代から50代まで年代別に紹介します。
5-1.20代
20代でサラリーマンを辞め、経済的、精神的、時間的な自由を手に入れた藤山大二郎さんは29歳で不動産投資を始めました。地方の一棟マンションやアパートに投資し、家賃収入は4000万円を超えています。
現在は、不動産投資家向けにコンサルティングを行っている藤山さんですが、あらゆる面における自由を獲得したこともあり、実家の広島には毎月帰省しているほか、家族を連れておいしいご飯を食べに行く生活が実現しました。
人生を自分で選べるようになったのは、不動産投資のおかげであると藤山さんは述べています。
■株式会社NSアセットマネジメント 20代で億を稼ぐ 藤山大二郎
5-2.30代
「不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログ」を運営する鈴さんは、ブログの執筆と資産運用をしながらセミリタイア生活を送っています。
ブログのタイトルは「セミリタイアを目指す」となっているものの、2018年9月の時点でセミリタイアを達成しました。
内気で人付き合いがわずらわしいと感じる鈴さんは、1人で何かに没頭することが好きなタイプです。
ブログ収入と資産運用の収益でセミリタイアの資金を稼いでいましたが、ブログ収入で十分な収益が得られたため会社の退職を決意。晴れてセミリタイア生活がスタートしました。
ブログと資産運用が趣味である鈴さんは、趣味と実益を兼ねながら充実したセミリタイア生活を味わっています。
■不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログ
5-3.40代
ブログ「減速生活 ~40代からのセミリタイア~」を運営するYOSHIさんは、40代前半で会社を退職しました。
もともとは50歳での完全リタイアを目指していましたが、仕事での肩書きが重荷に感じ、それに加えてストレスもかかっていたことから、予定を前倒ししてセミリタイア生活を始めることを決意したのです。
YOSHIさんは十分な貯金を持っているようで、1か月あたりの収入が10万円、支出が40万円であっても問題のない生活を送れるようにしています。
さらに、YOSHIさんはさまざまな企業の株式を保有しており、配当金と株主優待を受け取る生活を送っているため、前倒しで始めたセミリタイア生活は成功といえそうです。
■減速生活 ~40代からのセミリタイア~
5-4.50代
ブログ「50歳で早期退職し、セミリタイア!」を運営するセイルさんは、2020年1月にセミリタイアを達成しました。
セイルさんは会社勤めが好きではなく、30代でアーリーリタイアを検討したものの、資金が足りなかったためにアーリーリタイアを見送ります。
しかし、50歳を前にして会社に嫌気が差してきたこと、そして、節約しながら生活することは可能という結論に至り、セミリタイア生活を実現しました。
貯蓄+退職金、そして節約生活によって生活費は十分にまかなえる見込みですが、時と場合によってはアルバイトも問題ないと考えています。このような気を楽に持つスタンスがセミリタイア生活を成功させる秘けつなのかもしれません。
■50歳で早期退職し、セミリタイア!
6.セミリタイアに成功するためには事前にリスクを知る!
セミリタイア生活を送るにあたっては、安定した資産運用を行って適切な収益を得ることが重要となります。
なぜなら、計画性もなくセミリタイア生活を始めてしまって資産が大きく減少したり、資産形成がうまくいかずに社会的信用を失ったり、健康問題によってアルバイトすらできない状況に追い込まれたりすることもあるからです。
セミリタイアを成功させるためには事前にリスクを知ることが大切です。
ここでは、さまざまな投資のリスクと失敗事例についてみていきます。
6-1.株式投資
株式投資のリスクは、株価の急激な下落が発生することです。
2020年2月頃までは株価が右肩上がりの状況でした。株を買えば儲かると思って2月に株を購入した人もみられましたが、3月に入ると新型コロナウイルスの拡大が世界的に広がったこともあり、株価は一気に急落。2月に株を購入した人は大幅な損失をこうむることになってしまいました。
どんなに業績の良い会社であっても株価は常に右肩上がりであるとは限らない、ということが身に染みて理解できるはずです。
6-2.FX
株式投資の場合、株価の値動きがみられるのは株式市場が開いている時間帯に限られますが、FXの場合は24時間いつでも取引することが可能です。それが原因で失敗しやすいのは「ポジポジ病」にかかることです。
ポジポジ病とは、FX取引において常にポジションを持っている状態を指します。しかも、ポジポジ病にかかっているときほど冷静な判断ができないことが多いため、結果的に損失が発生しやすくなります。
さらに、FXはレバレッジの倍率を最大で25倍まで高められるため、投資資金が少額であるにもかかわらず多額の損失が発生することもあるのです。FX投資は大ケガになりやすいので、特に注意が必要です。
6-3.仮想通貨
最近では、仮想通貨投資が話題に上ることも多くなりました。仮想通貨取引は数百円から取引できるため、気軽に始められる点がメリットといえます。
しかし、仮想通貨は株式やFX以上に値動きが激しいのが特徴的です。仮想通貨の価格は急激に上昇することがありますが、初心者ほど値上がり中に取引をしてしまいがちです。
仮想通貨は、急激に上昇した後は急激に下落することが多いため、上昇中に取引した人ほど大損してしまうことが多いのです。
仮想通貨など、値動きの激しい金融商品の取引を行う場合は、慎重に行わなければなりません。
6-4.不動産投資で確実な収益を確保しよう
ここまで、さまざまな投資のリスクについてみていきましたが、不動産投資なら他の金融資産のような価格の大幅な変動が生じないために、リスクの低い状態で投資することができます。
しかし、不動産投資にも空室によるリスク、修繕が発生するリスク、災害によるさまざまなリスクがあります。
不動産投資に関するリスクについては、下記の記事を参照してください。リスクを抑えながら不動産投資で収益を得ることは十分に可能です。
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こちらは、サラリーマンの不動産投資について書かれている記事です。併せてご覧ください。
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まとめ
1.セミリタイアに必要な資産は年間支出の25倍
2.セミリタイアでは資産運用が必須。資金をためて早めに資産運用を開始
3.セミリタイアに関するブログは充実。成功者のブログを参考に
4.セミリタイアでの資産運用は低リスクのものを。不動産投資の検討も
セミリタイアに必要な資産は年間支出の25倍といわれています。セミリタイア前にその全額をためることは難しいですが、セミリタイアの準備段階で資産運用を行いながら資金を増やすことは可能です。
しかし、運用の方法が適切でなければ、資産運用が失敗していまい、資金を増やすどころか減ってしまうことにもなりかねません。資産運用を行う場合はリスク回避の方法を事前に把握しておきましょう。
特に、不動産投資は計画的に取り組むことで十分な収益が期待できます。損失の発生を防ぎながら確実な収益の確保を目指しましょう。