新しくするだけじゃない!玄関リフォームの必要性

玄関まわりは「家の顔」とも言える部分で、見え方で家の雰囲気までが変わります。
しかし、住宅が古くなると玄関まわりも古ぼけてしまい、見栄えも悪くなってしまいます。
そのために、玄関リフォームの必要性が出てきますが、玄関リフォームは単なる模様替えではありません。実は様々な効果もあります。

この記事では

  • ・玄関まわりのフォームについて
  • ・玄関リフォームの必要性
  • ・玄関リフォームの内容
  • ・玄関リフォームのメリットや注意点

などについて紹介したいと思います。

読み終わる頃には、玄関リフォームについてより一層分かるようになります。

1.どういう場合に玄関リフォームが必要になるのか?

1.どういう場合に玄関リフォームが必要になるのか?

まずは、どういう場合に玄関リフォームが必要かについて説明します。

1-1.設備の老朽化

玄関を構成している建材には、主に玄関ドアや下駄箱があります。玄関ドアも下駄箱も、歳月が経てば老朽化は避けられません。そのためにリフォームが必要となるのです。

特にドアや靴箱の戸は使っていると美観が損なわれるだけでなく、建付けまでもが悪くなる場合もあります。そうすると、戸を開くのに余計な力が必要になるなど不便になります。

1-2.性能・機能が悪くなる

住宅建材は開発が早く、毎年の様に新商品、新しい機能が追加されます。そして、新しい機能が追加されると、古い設備の機能は相対的に悪くなります。つまり、性能の陳腐化が起こるのです。

居住で大事な機能が悪くなることもあります。例えば、防犯面です。

今では窃盗犯などの手口が昔と比較して巧妙になっています。古い玄関ドアのままでは窃盗犯の不正侵入防ぐことが出来ないということも考えられます

あまりに古い玄関ドアであれば安全性の確保のためにも、リフォームが必要になります。

1-3.安全配慮のために

昔の住宅と今の住宅を比べると、今の住宅は安全性が高くなっています

例えば、今の玄関ドアは段差も小さいですし、手すりも設置されたりして、高齢の方や体の不自由な方へ配慮した作りになっています。

逆に言えば、昔の住宅は安全性の面などで良くないものとも言えます。段差に対する配慮が少なく、手すりなども無いことが多いからです。

その様な背景もあり、必要に応じて古い住宅では安全性を良くする意味で玄関リフォームが必要となります。

 

1-4.家族が増えた時にも

玄関には下駄箱をはじめとする収納スペースが設置されます。しかし、家族が増えると靴も増え、収納が不足気味に。そのため新たな収納が必要となり、収納スペース増加のためのリフォームが必要となります。

1-5.家族が高齢になった時など

家族が高齢になると運動能力が衰え、今まで問題にならなかった段差も障害になってしまいます。また、ケースによっては車椅子による出入りが必要になります。

そうなると、それまでの玄関では不便になる場合も多くなり、リフォームのタイミングと言えます。

2.具体的な玄関リフォームの内容

2.具体的な玄関リフォームの内容

ここで、玄関リフォームの具体的な内容について述べたいと思います。

2-1.玄関ドアの交換 

玄関ドアのリフォームでメインとなるのは玄関ドアの交換です。

主な交換内容としては、単純に古い物から新しい物に替える場合もありますし、開き戸から引き戸に替える場合もあります。

また、オートロックに対応する場合には、単なるドア交換では終わらずに、新たな電気工事も必要です。

2-2.手すりの設置

玄関まわりリフォームでは、手すりの設置も重要な位置を占めます。

昔の住宅の場合は敷居が高かったり、手すりはついていませんでした。当然ながら、手すりの無い状況だと、転倒のリスクも大きくなってしまいます。特にお年寄りの場合では、転倒は骨折などの大ケガに繋がる場合もあるため、転倒防止は非常に大切になります。

そのため、古い住宅をリフォームして今の住宅と同レベルの安全性を確保するためには、手すりの設置が必要となります。

2-2.手すりの設置

2-3.スロープの設置

お年寄りで運動能力の落ちた人や、車椅子が必要になった人が住む場合、玄関リフォームにはスロープの設置も必要となります。

スロープの設置は車椅子への対応だけでなく、段差解消としての意味も大きいです。

2-4.照明の設置

照明の設置も場合によっては必要になります。

玄関の門灯やフットライトなど、足元の照明は安全性アップのために非常に重要となります。

2-5.下駄箱の変更

玄関のリフォームでは下駄箱のリフォームもあります。デッドスペースの有効活用や、家族が増えて履物が多くなった場合などに必要になります。

2-6.内装の変更

内装も老朽化の目立つ箇所です。特に古い住宅の場合では玄関が土間コンクリートで仕上げている場合もあります。タイル張りなどにすると雰囲気もかなり変わります。

3.玄関リフォームのメリット

3.玄関リフォームのメリット

次に玄関リフォームのメリットを取り上げたいと思います。

3-1.玄関ドアで性能が向上している点

玄関リフォームのメインとなるのが玄関ドアのリフォームです。今の玄関ドアは様々な点で以前の物よりも性能がアップしています。玄関ドアの向上している点について取り上げましょう。

防犯性

最近の窃盗犯などによる住宅への不正侵入手段は巧妙となり、特にピッキング被害に関しては社会問題にまでなりました。しかし、玄関ドアは対策を重ね、ドアメーカーはピッキングなどの不正侵入に強いドアを開発してきました。

玄関ドアのリフォームは、旧式のドアから新式の物に変えるリフォームですが、家財だけでなく、生活する人の安全を守る上でも大切なリフォームとなります。

断熱性

玄関は家の中でも熱の移動激しい場所です。そのため、玄関に断熱対策をしておかないと、光熱費がかかり、冬などは寒さが違ってきます。

今の玄関ドアには従来の物よりも断熱性能を上げている物もあります。ドアをリフォームすれば、玄関での熱移動を小さくすることが出来るので、特に冬場玄関での寒さ緩和され、光熱費抑えことができます。

操作力

ドアの操作力はある程度は調整が可能ですが、それでも開閉させる際に重く感じる時があります。しかし、今では開閉させる際の操作力の低減を昔よりも図っている物もあり、小さな力で動かせる物も出ています。

その様なドアにリフォームで交換すれば、操作力の改善が可能で、力の小さなお年寄りなどでも、楽に開閉することができます。

耐震性

ドアの耐震性も向上しています。ドアの場合は、建物が地震によって歪みが発生し、その状態で開閉が可能であるかによって耐震性が判断されます。昔のドアは、地震などでドア枠が変形してしまうと、途端に開かなくなることもありました。しかし、近年販売されているドアは仮にドア枠が歪んだとしても、ある程度のレベルであれば、開閉に支障が無く、安全に避難ができます。

玄関ドアのリフォームは、地震対策にも有効なものがあります。

安全性

ドアの安全性もリフォームによって向上が可能です。

例えば、ドアの指挟み事故への対策があります。

ドアの指挟みと言えば、ドアの戸先側(ドアノブが付いており、開閉する側)で挟む事故をイメージしがちです。しかし、実は戸先側よりも吊元側(丁番で戸を繋いでいる側)での指挟みが非常に怖いのです。

ドアの指挟み事故の図解

昔のドアでは吊元側での指挟み対策は、あまり取られてはいませんでした。しかし、今のドアでは吊元部分に対策が取られ、指挟みのリスクを非常に小さくしています

また、今のドアでは開閉スピードが調節できる物も出ていて、安全性の向上が図られています

3-2.使い勝手の向上

玄関まわりのアイテムは使い勝手の多くなっているアイテムが多いです。

収納性のアップ

玄関まわりの収納アイテムも多く販売されており、収納性のアップを図ることができます。また、リフォームでオリジナルの造り付け収納にすることもできるため、デッドスペースの有効活用も可能です。

メンテナンス性のアップ

今の建材には汚れや傷が着きにくい物もあり、メンテナンスをする上でも便利になっている物が多数あります。

例えば、壁紙などの場合には、表面の強度を上げて、傷がつきにくくしている物もあります

リフォームの際に、そのような物を使えば、メンテナンス性も上がります。

安全化


住宅の安全性を考える上で、段差解消は大きな課題となります。古い住宅の場合は玄関の敷居も今の住宅よりも高かったため、安全性において課題がありました。しかし、今の住宅では敷居の段差も非常に小さくなっていて、安全性も向上しています。

 また、以前の住宅には玄関まわりに手すりを設置している住宅も少ない状況でした。

これらの課題においてもリフォームにはメリットがあります。ドアや玄関まわりのリフォームによって安全性のアップは可能となるのです。

 

4.玄関リフォームをする上での注意点

4.玄関リフォームをする上での注意点

次に、玄関リフォームをする上での注意点について述べたいと思います。

4-1.防犯性に気をつける

玄関リフォームの際、様々なアイテムでドアまわりを飾ることで楽しみも生まれる可能性があります。しかし、玄関まわりを飾り過ぎて、外から見えにくくすることは良くはありません。

玄関まわりの装飾を増やすと隠れる場所が多くなる場合があります。そうすると窃盗犯などの隠れる場所となる可能性につながります。

4-2.マンションの場合

 

マンションの玄関ドアは廊下側が共用部分となるので、基本的には出来ません。しかし、管理組合の許可が下りる場合があり、その場合はドアの交換も可能になります。

ただ近くの部屋の方々への説明などは欠かせません。リフォームを検討する際は、リフォームの内容だけでなく、管理組合との折衝や近隣住民への対策も併せて考える必要があります。

4-3.スロープの傾斜角

リフォームする住宅で車椅子の使用が必要な場合、玄関にスロープの設置が必要になります。しかし、スロープを作るにしても傾斜の角度に気をつけなければなりません車椅子の操作は腕でするので、スロープを登るにしても腕力が必要であり、角度がきついと登れなくなる危険性があるからです。

4-4.防滑

転倒防止には段差解消も大切ですが、滑らない様にすることも重要です。

特に玄関のたたき部分を変更する場合や、スロープを設置した場合など、表面の状況を注意しなければなりません。

使用する床材選定の際には、滑りにくい物を選ぶことが大切です。

4-5.見えやすい様に

玄関まわりを明るくすることは、安全性と防犯性の面で大切になります。

しかし、照明器の設置位置を間違えてしまうと、肝心な箇所を明るくすることができず、安全性の確保も難しくなるケースも考えられます。

また、照明器の位置を間違えると、空き巣などが物陰に隠れた場合でも照らすことができず、ピッキングなどによる不正侵入を許してしまうリスクも出てきます。

照明器の設置位置には十分に気をつけ、暗がりができない様にすることが必要です。

また、状況によってはフットライトの設置も有効です。足元を明るくすれば転倒のリスクも抑えることができるので、安全性を高めることが可能です。

 

まとめ

1.玄関リフォームが必要となるのは、設備の老朽化や性能の陳腐化、安全配慮、家族が増えた時や高齢になった時などが挙げられます。

2.玄関リフォームの内容としては、玄関ドアの変更や手すりやスロープ、そして照明器の設置、下駄箱や内装の変更などがあります。

3.玄関リフォームのメリットとしては、断熱性や防犯性といった玄関ドアの基本性能の向上や、収納やメンテナンス性のアップなど、使い勝手の向上が挙げられます。

4.玄関リフォームの注意点としては、防犯性の確保、マンションでの規約などの確認、スロープを設置する際の角度、滑らない様にする配慮、そして見えやすい様にすることが挙げられます。

玄関リフォームは単なる見栄えの問題だけでは無く、防犯性や安全性などにも関係する、大切な部分のリフォームであることがお分かりいただけたと思います。住生活をより安全にするリフォームであることを念頭に活用してみてください。

 

 

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