これで分かる!フローリングのリフォーム

住むにしても貸すにしても、住空間は快適さが求められます。あまりにも老朽化した室内では、部屋の快適性が落ちてしまいます。リフォームは室内の快適性を回復するためにも利用できます。しかし、いざ「リフォーム」と言ってもなかなか具体的にどの様になるのかのイメージやどのように行えばよいか考えることも難しいかと思います。どの部分をリフォームすればよいかなど、悩む人もいることでしょう。

そこで、ここでは特に生活に密接するフローリングのリフォームを取り上げて解説したいと思います。この記事を読み終わる頃には、フローリングのリフォームのイメージが出来る様になることでしょう。

1.フローリングのリフォームのメリットについて

フローリングのリフォームのメリットについて

まずは、フローリングのメリットについて考えてみましょう。

1-1.老朽化への対応

フローリングのリフォームをするメリットとしてまず挙げられるのが、室内の老朽化への対応です。使用している床材の種類によっても進み方は違いますが、フローリングも経年により劣化が進みます。劣化すると割れやささくれができやすくなり、シミといった汚れが付くこともあります。割れやささくれは、足を挟んだり、刺さったりケガに繋がる可能性があります。

リフォームは、老朽化から来るケガや汚れの問題を解決します。美観だけでなく安全性も回復することができます。住空間の快適性のアップを行うことが出来るのです。

1-2.より良い生活空間造り

フローリング材のリフォームは、生活空間をより良いものに変えるといった点でも有効です。

例えば、天然木のフローリング材は、木の持つ柔らかさや温かさを出すことが出来るので、室内の雰囲気を良くすることもできます。そのため、フローリング材を既存の物から天然木の物に交換すると、室内の雰囲気が変わり、より快適な生活空間を造ることが出来ます。

また、最近のフローリング材には抗菌や防臭といった機能を持たせて、生活空間の快適性のアップを狙う物があります。

この様に、フローリング材の特性をうまく利用してリフォームを行えば、住空間の快適性のアップに寄与するのです。

1-3.投資用不動産の場合

投資用不動産の場合、機能面や快適性を上げ生活空間をグレードアップすることは、客付けに効果を発揮し空室リスクの低減を狙うことが出来ます。

フローリング材をより良い物に交換していれば、室内の印象も良くなりますし、住心地も変わります。入居者を繋ぎ止めておく効果も期待出来ます。

また、近隣の他物件との差別化も狙うことが出来ます。この様に、リフォームは投資用物件の場合にも、うまく活用できれば有意義な面が多いのです。

2.フローリング材の種類と特徴

フローリング材の種類と特徴

次にフローリング材の種類について説明したいと思います。

2-1.単層フローリング

フローリング材の種類の1つに「単相フローリング」があります。

単層フローリングは無垢フローリングとも呼ばれ、天然木をそのまま使ったフローリング材です。天然木ならではの味わいが魅力です。単層フローリングは見た目だけではなく調湿機能があるため、部屋をより快適にする効果もあります。

一方で、天然木ならではのデメリットもあります。コストが高くついたり、ささくれ立つことなどが挙げられます。ささくれについては、サンドペーパーで削って補修することが必要です。天然素材のため、メンテナンスが重要になります。

2-2.複合フローリング

複合フローリングは合板の上に、薄くスライスした天然木を貼り付けたフローリング材です。ベースが合板であるため、寸法精度が良く、反りなども起こりにくい特徴があります。また、単層フローリングと比較してコストパフォーマンスにも優れる点も魅力です。

しかし、複合フローリングは床表面に大きなキズが付いた場合、削ることが難しく、補修が大変になる場合もあります。また、合板と表面材は接着剤で貼り付けられているため、剥がれる場合もあります。

2-3.クッションフロア

クッションフロアは塩化ビニール系の素材のシートにクッション材を貼り付けた物で、汚れや水に強い特性を持って。シート状の素材のため、切断なども簡単に出来るので、手軽にリフォームが可能になる素材とも言えます。

また、クッションフロアの表面材には、消臭や防カビなどの機能を持たせてある物もありますので、利便性の高い素材と言うことが出来るでしょう。

2-4.カーペット

床をカーペット敷きにするリフォームがあります。カーペットはデザイン性で優れますが、かつてはダニの問題があるために評価はあまり良くありませんでした。しかし、今ではダニ対策を行われているものが多数あります。

2-5.畳

床のリフォームはフローリングが多数ですが、畳の採用という手段もあります。

畳の大きなメリットは、自然素材ならではの調湿機能があることです。また、表面のい草は肌触りも良く、好む人も多いです。

しかし、畳には色褪せなどの現象もあります。ただ、この退色は自然素材ならではと言うことも出来て、別の角度から見れば、魅力の1つとも言えます。

3.DIYで出来るフローリングリフォーム

DIYで出来るフローリングリフォーム

リフォームは業者に依頼する他にも、DIYですることも可能です。ここではフローリングのDIYリフォームについて取り上げます。

3-1.DIYでの施工は「重ね張り」と「張替え」

フローリング材のリフォームの手段は主に「重ね張り」と「張替え」になります。

重ね張りは現状の床の上にフローリング材を張る方法です。特徴としては、工事が比較的簡単なことです。ただし、既存の床が沈んでいたり、きしんでいる場合には、その不具合が解消出来ない場合もあります。

一方、張替えは既存の床材を撤去して、新たにフローリング材を張って行く工事です。この場合、床下の状況確認なども出来るため、構造部分の不具合発生などを発見出来ることもあります。ただし、既存の床材を剥がす作業があるため、手間と暇が非常に掛かります。

3-2.クッションフロアの利用

クッションフロアは切断なども容易であるため、DIYで施工することも可能です。

方法としては床の上に両面テープや接着剤で張って行きます。フローリング材の場合だと、部屋の形に合わせることは困難ですが、クッションフロアの場合だと切断が簡単なために形や大きさが合わせやすくなります。また、複雑な形にも切断出来るので、トイレの便器の形に合わせて切って使用することも比較的容易です。

3-3.重ね張りフローリング材

重ね張りのフローリング材は、置いてはめ込む物や、タイル状に合わせて張って行く物もあり、下の床にキズを付けずに施工出来る物もあります。

クギなどを打たずに張れるため、賃貸物件でも施工が可能です。

3-4.張替えの場合の注意点

フローリング材を張替える場合には注意が必要な点があります。

1つ目には、床下の構造を確認することが必要である点です。床下に走っている構造材の向きによっては、新たなフローリング材を納めにくい場合もあり得るからです。

2つ目には、新たなフローリング材の仕様をしっかりと確認しなければならない点です。フローリングの材質などにもよりますが、素材によってはへこみやすかったり、反りなどの発生のある物があります。

リフォームは既存の構造材を使うことが多いので、特にDIYで施工する場合には、注意が必要と言えるでしょう。

4.フローリングリフォームの注意点

フローリングリフォームの注意点

次にフローリングリフォームの注意点について取り上げたいと思います。

4-1.マンションの場合は規約などについても確認が必要

マンションの場合には、リフォームは専有部分に限定されますが、床は専有部分となるため、リフォームが可能となります。しかし、専有部分であったとしても、仮に管理規約上で禁じている場合には不可能となるので、施工前に規約の確認が必要です。

例えば、下の階への騒音が伝わるのを理由に床の変更を禁じている物件もあります。この様なマンションではフローリングの変更は原則的に禁止です。工事の際には可能かどうかの規約の確認が必要になります。

4-2.段差に気をつける

フローリングを張った場合、端部に段差が出来る場合もあります。フローリング材も物によっては厚い物もあるので、材料選びの段階で気をつける必要があります。

4-3.滑らない物を使う

フローリング材の中には表面がツルツルで滑りやすい物もあります。そのため、素材選びの段階から注意が必要です。

防滑もリフォームで可能なのは確かなのですが、最初から滑りにくい物を選ぶ方がベターです。

5.機能の追加をするフローリングリフォーム

機能の追加をするフローリングリフォーム

フローリングのリフォームは、単に新しいフローリング材に変えるだけでは無く、リフォームによって機能の追加を狙うことも可能です。ここでは、「機能の追加」の例についていくつか取り上げたいと思います。

5-1.断熱性アップ

フローリング材の張替えの際、フローリング材の下に断熱材を仕込むことが出来ます。そうすると熱が床下に逃げにくくなるため、断熱効果を上げることが可能です。

5-2.防音性アップ

フローリングのリフォームと共に、床の防音性のアップを図ることも可能です。

具体的には床材を遮音性の高い仕様に変える場合や、フローリング材の下に遮音材を設置する場合があります。

5-3.ペットへの対応

ペットを飼育する場合はフローリングの痛みも早いです。そして、ペットの飼育に向いたフローリング材も出ているので、痛みを抑える効果が期待出来ます。具体的な物としては、表面の強度をアップさせて引っ掻きなどに強くした仕様などがあります。

5-4.床暖房への対応

フローリングのリフォームの際に、床暖房を採用するのも室内の快適性をアップさせるのに良い手段です。

床暖房は定期的な換気が必要なファンヒーターよりも身体に優しい暖房と言うことが出来ます。まさに「機能の追加」と言えるリフォームです。

6.まとめ

1.フローリングのリフォームについては、老朽化への対応の他、生活空間の改善、そして投資用不動産のレベルアップなどがメリットとなります。

2.フローリング材の主な物としては、天然木の無垢材ベースの単層フローリング、合板ベースの複合フローリング、そしてクッションフロアなどがあります。

3.フローリングのリフォームはDIYでも可能です。ただし、構造の注意が必要など、注意点がいくつかあります。

4.フローリングのリフォームにも注意点があります。具体的には構造の確認や、マンションの場合は管理規約の確認、段差や滑りに対する注意が必要です。

5.フローリングのリフォームは「機能を追加する」リフォームも狙えます。断熱性や防音性のアップ、ペットの対応や床暖房の設置など、室内をより快適にする手段がいろいろです。

この様に、フローリングのリフォームは素材選びから付加価値の追加まで、様々な可能性があることが理解出来たと思います。リフォームは夢の広がるイベントですが、具体的な検討が大切です。良く学んだ上で取り組む様にしましょう。

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