要注意!投資詐欺の見分け方6選【このフレーズが出たら99%詐欺】

  • 投資詐欺にあったかもしれません…

これまでに何度この相談を受けたことでしょう。

悲しい真実をお話ししますが、世の中に溢れている投資案件は99%が詐欺です。嘘だと思いたいでしょうがこれが事実です。

私はこれまで1,000人以上の不動産投資家と面談をしました。様々な投資案件を見ましたが、その中には詐欺案件もありました。私自身詐欺で失敗したこともあります。

その経験を経て気づいたことは、ここをチェックしておけば騙されることはないというポイントがあることです。

この記事では詐欺師が使いがちなフレーズを6つご紹介します。

  • 「投資詐欺にあいたくない。失敗したくない!」

と誰もが思うでしょう。本記事を参考に投資詐欺の見分け方を身につけてください。騙される心配はグッと減ります。

記事後半では投資詐欺でよくある質問もご紹介していますので、参考になさってみてください。

1.投資詐欺の見分け方【よくあるフレーズ6選】

投資詐欺の見分け方【よくあるフレーズ6選】

「これが出たら99%詐欺ですよ」というフレーズを6つご紹介します。それぞれ詳しく解説していますのでご参考になさってください。

1-1.【その1】「出資金を集めています」

そもそもなぜお金を集める必要があるのでしょうか?

まともな事業であれば、事業計画書を銀行へ提出して融資を受けることができます。そうすれば1カ所からの出資金だけで事業をスタートできるのにです。

銀行が無理でも、日本政策金融公庫があります。1,000〜2,000万円くらいであれば融資の難易度はわりと低めです。個人から小額をちまちま集めるほうが圧倒的に面倒です。

それにくわえ銀行の融資は低金利です。2,000万円借りても年利は1〜2%程度といったところではないでしょうか。運営側からすれば、個人から100万円借りて月利5%で返済するよりはるかにコストダウンが狙えます。

融資の難易度比較の図融資の難易度比較

この図を見ていただくとわかるように、銀行から借りたほうが手間もかからないし金利も安く済みます。それなのに個人の出資者を募る理由は、銀行の融資がおりないまともな事業ではないからです。

  • 「どうして出資金を集める必要があるのか?」

このように質問すると、当然相手もそれなりの回答を用意しています。ですのであなたが納得いくまで質問をしましょう。ストンと腹落ちする説明をしてくれるかどうか、ここが重要になってきます。

1-2.【その2】「借り入れして出資している方もいます」

借り入れ、つまり借金を促すようであればその投資は詐欺です。手を出さないでください。詐欺師は

  • 「絶対に儲かるから借り入れしても問題ない」

と説得するでしょうが信じてはいけません。

しかし中には

  • 「この事業であれば借り入れしてでも出資したい」

と思わせる投資案件があるかもしれません。銀行からの融資がおりていればなおさらそう思うでしょう。

そういった案件に出資する場合でも、必ず自己資金で投資するようにしてください。借金してまで投資してはいけません。

なぜなら、不動産投資のアタリの確率は10件に1件あるかどうかだからです。基本的に9割がた返ってこないと思ってください

  • 「この投資案件は良さそうだから100万円出資しよう」

そう思ってお金を出した瞬間、それはもう返ってこないものと思いましょう。そのリスクも踏まえた上で投資は行うものなので「必ず返ってくる」という思い込みは捨ててください。

信じたい気持ちも分かりますが、世の中にある99%の投資案件は詐欺です。このことを肝にめいじて、万一投資するにしても借り入れはせず自己資金で行いましょう

1-3.【その3】「出資額は大きければ大きいほどいい」

あなたがもし自己資金として1,000万円持っていたとします。そのうち100万円くらいなら投資していいと考えたとしましょう。しかし詐欺師は「出資額は大きければ大きいほどいいですよ」と言って引き出せるだけ引き出そうとします。

ここで言いたいのは、投資額は純資産の10分の1までに抑えましょうということです。自己資金が1,000万円あったら、投資額は100万円までにしておいてください。いくら魅力的な話であっても、このようにマイルールを作り徹底しなければなりません。

出資額が大きければ大きいほどいいのは当然のことです。
不動産投資だと、利回り5%や10%といった話を持ちかけられるでしょう。そうすると単純に1,000万円の投資で月利50〜100万円です。

  • 「自己資金1,000万円全額投資したらリタイアできる」

このように考えて全額投資してしまう方が本当にいるのです。こういったタイプの方はリスクを考えていません。投資はリスクを加味してやるべきです。つまり投資したお金が返ってこない場合を考える必要があります。

  • 「この投資案件は確実だ」

と思ってもそれは主観です。再三言いますが世の中の投資案件の99%は詐欺です。仮に騙されたとしても、失う金額が純資産の10分の1くらいであれば勉強代の範囲で済みます。騙された経験をかてにさらに勉強して、再挑戦することができるのです。

しかし一気に自己資金全額を出資して騙されてしまっては再挑戦も厳しくなります。知識が身に付く前に一発退場となってしまうので、くれぐれも出資額は純資産の10分の1までに押さえておきましょう。

1-4.【その4】「急いだほうがいいですよ」

決断を急がされたときは断ってください。詐欺案件でよくあることですが

  1. 紹介者
  2. 出資の担当者
  3. 責任者

このような方々が結論をせかしてきます。

  • 「早い者勝ちですよ」
  • 「早く出資したほうが儲けがでかいですよ」
  • 「早く出資した方の中には、すでにリタイア生活している方もいますよ」

このような魅力的な話をチラつかせるわけです。

  • 「だったら出資しちゃおう!」

と、勢いだけで投資してしまうのはよくありません。詐欺師が決断を急がせるのは、時間をかけて冷静に考えれば怪しい案件だとわかるからです。

私は「せかす」こと自体をダメだと言っているわけではありません。
ちゃんとした企業の営業マンでも、期限を設けてせかしてくることはあります。これはごく普通に当たり前の営業手法です。

私がお伝えしたいのは、急かされた勢いでよく考えもせず投資しないようにということです。それは決断ではなく思考が停止しているだけだからです。

「決断」とは「前に進める」だけでなく「断る」ことも含みます。

  • 「胡散臭い投資案件だな」
  • 「ハイリスクな案件だな」

と思ったら、やらないという決断をスパッとしてしまいましょう。すべてを明確にした上でスピード感を持って判断してください。

1-5.【その5】「私も投資しています」

これは詐欺師ではなく紹介者の方がよく言うフレーズです。

  • 「私も投資していますよ。この方は信用できる方ですし、事業内容も申し分ありません」

あなたはこのような話を持ちかけられた経験はありませんか?
これを言ったのが

  1. 親しい友人
  2. 信頼する上司
  3. 家族

こういった方たちで、なおかつまともな事業であれば投資してしまうかもしれません。しかし紹介者との関係を重視して投資するのは良くありません。

投資詐欺で騙された方に「なぜ投資したのですか?」と尋ねると「信頼する〇〇さんからの紹介だったので大丈夫だと思った」と言う方がいます。

私がお伝えしたいのは投資は事業にお金を出すのではなく、人に出してくださいということです。ここでいう人とは紹介者のことではなく代表者のことをいいます。

投資するときは事業内容を細かく見ましょうとよく言われますが、私の場合数百万〜数千万円の投資案件であれば事業内容はほとんど見ません。

数千万円にもなれば、会社の規模や市場の成長性など一応確認しますが、基本は人(代表者)を見てお金を出すようにします。

    なぜなら、事業計画書はいくらでもでっち上げられるからです。詐欺師の場合その事業を実際にやるわけではないので、作ろうと思えばいくらでもいいように作れます。

事業内容を確認する私にしたって、その業界に精通していない限り事業計画の正当性はわかりません。ですので、事業を見て判断するのではなく代表者を見て投資するかどうか判断します。

もちろん、紹介者を見て判断することもありません。

仮に信頼する方からの紹介で投資して詐欺にあったとしても、その人は責任を負ってはくれません。

  • 「私も投資していた」
  • 「同じように騙された被害者なんです」

このようなことを言ってきます。
紹介者が詐欺師とグルである可能性もありますが、とはいえ出資してしまったあなたの自己責任になります。

「私も投資している」という言葉に惑わされず、代表者の人となりを見て投資するかどうか判断しましょう。

1-6.【その6】「多くの方が出資しています」

複数名の出資者を募っている投資案件は要注意です。
なぜなら本当にいい内容の投資案件は、複数の出資者ではなくエンジェル投資家やお金を持った投資家が出資するからです。

  • エンジェル投資家とは…創業間もない企業に対し資金を供給する富裕な個人のこと。投資の見返りとして株式や転換社債を受け取ることが一般的である。

よほどの規模の案件であれば複数名募ることもあるでしょう。しかし仮に一口5,000万円の100口募集という案件ならば(あり得ないような話ですが)、母体は上場企業や大きなファンドです。一般のあなたに話が来ることはまずありません

ですので複数の出資者を募っている投資案件は、詐欺である可能性が高いといえます。

2.【番外編】最低限コレはするべき

【番外編】最低限コレはするべき

投資を持ちかけられたときに、最低限していただきたいことをお伝えします。
それは会社や代表者について調べることです。

実際にあった話ですが「ひょっとして騙されたかもしれない」と思って名刺の住所へ向かうと、バーチャルオフィスだったなんてことが本当にあります。

騙される人は投資前に相手のことをまったく調べません

最初から詐欺をしようと思っている会社の場合、倒産までのストーリーが決まっています。

  • 「結果的に経済状況の変化があって倒産に至りました」
  • 「事業をこれだけ頑張りましたがうまくいきませんでした」

このようなもっともらしい言い訳を用意しています。詐欺案件の場合、最初から逃げ切れるストーリーが準備されているのです。

  1. 登記簿謄本を調べる
  2. 記載の住所へ実際に行く
  3. 代表者の免許証のコピーをもらう
  4. 代表者の本籍記載の住民票をもらう

最低限この4つは行うようにしましょう。

詐欺師が用意周到な場合はどれだけ調べても無駄なこともあります。しかしあさはかな詐欺師であればちょっと調べただけでボロを出します。

「調べてみたらバーチャルオフィスだった」これだけでも十分怪しいので、投資の前に相手について必ず調べましょう。

3.投資詐欺についてよくある質問

投資詐欺についてよくある質問

投資詐欺関連でよく聞かれることをご紹介します。

Q1.投資詐欺とはそもそもどういった内容ですか?

A1.おおむね次のような流れです。

1.「出資していただくと毎月15%の利益がありますよ」などあり得ない好条件を提示してお金を集める

2.実際に事業はなにも行われない

3.配当金は新たに騙された人の出資金から配られる

4.しばらく配当金があるのでほとんどの人が安心する

5.やがて新規の出資額より配当額の方が大きくなりシステムは破綻

6.詐欺師は雲隠れし出資金は戻ってこない

うまい話はすべて詐欺と思った方が良いでしょう。

Q2.大学生です。友人から投資に誘われましたがこれは詐欺でしょうか?
「Kさんのメルマガを読んで50万円の商材を買った。頑張ればネット起業で月収100万円は見込める。元はすぐに取れる」ということでした。Kさんの写真を見せてもらうと高級車やブランド物の写真が多くあり、友人は「自分もこうなりたい」と興奮していました。私は正直怪しいと思ったので断ったのですが、やはり詐欺だったのでしょうか?

A2.かぎりなく詐欺と思っていいでしょう。ただし、情報商材をもとに勉強して本当に稼いでしまう方がいるのも事実です。「100%詐欺だ!」とは言い切れません。

しかし「50万円の商材」や「高級車やブランド物の写真」は詐欺によくあるキーワードです。学生ローンの限度額が基本50万円だから商材の額を50万円としているんですね。
相談者さんは断って正解です。

Q3.投資詐欺にあった場合、返還してもらうにはどうしたらいいですか?
元本保証にのせられ100万円を出資しましたが、配当金の振り込みが遅延しています。

出資先に元本を返還するよう催促していますが、なかなか応じてもらえない状況です。私にできることはありますか?

A3.投資詐欺によって失ったお金を返還してもらう主な手段は

・「振り込め詐欺救済法」を利用する
・弁護士に依頼する

この2つになります。

「振り込め詐欺救済法」はオレオレ詐欺等の被害者を救済するために作られた法律です。被害にあったことを警察や金融機関に連絡し、振込先の口座を凍結してもらいます。そして口座の残高や被害額に応じて返金してもらうのです。

費用がかからない点が魅力ですが、口座凍結の判断は警察や金融機関が行うので注意が必要です。

弁護士に依頼する場合は、投資詐欺に強く日本弁護士連合会に登録している方を選びましょう。

いずれにしても、詐欺被害にあった経緯を説明する資料が必要です。パンフレットやメール等証拠を集めておきましょう。

まとめ

以上、投資詐欺にありがちな6つのフレーズをご紹介しました。

1.「出資金を集めています」

2.「借り入れして出資している方もいます」

3.「出資額は大きければ大きいほどいい」

4.「急いだほうがいいですよ」

5.「私も投資しています」

6.「多くの方が出資しています」

これを言われたらなぜ怪しいのか?その理由も含め紹介しましたがいかがでしたか?「これ言われたことある!」というフレーズはなかったでしょうか?

本記事を読んだあなたなら、今後投資詐欺で騙されることはほぼないでしょう。

しかしあらためて言いますが世の中にある投資話の99%は詐欺です。
本記事の内容に当てはまらなくても、儲け話のほとんどは詐欺だと思い騙されないよう気をつけてください。

こちらの記事もぜひご一読ください。

関連記事

不動産投資には様々なリスクが伴います。リスクの一つに詐欺があり、悪意ある人が様々な手口を使って、大なり小なりお金を騙し取る事件が頻繁に起こっています。 不動産投資は大きな金額が動くため、騙される金額によっては自己破産などに追い込まれ、不動[…]

不動産投資詐欺を回避!事前の防衛策4つと被害に遭った場合の対処法
関連記事

毎日頑張って働いているにもかかわらず、思うように給料が上がらず悩んでいる人は多いのではないでしょうか。給料の伸び悩みをカバーする方法としては副業がありますが、仕事が終わって疲れ切っている状態では、副業をする気力がわかないというのが本音でしょ[…]

投資詐欺の手口と見極め方!事例から学ぶ被害に合わないための心得

>再建築不可物件の建築可能化プログラム

再建築不可物件の建築可能化プログラム

「再建築不可物件」を使った不動産投資は、誰にでもできる簡単な方法でありません。 しかも、「投資」ですから、リスクはそれなりにあります。 それでも、リスクよりもメリットの方が大きいとも言えます。 その理由と、私たちの具体的なサポート内容などをセミナーでご説明いたします。 また、質疑応答の時間も用意しておりますので、ご不明な点はどうぞ遠慮なくお尋ねください。

CTR IMG