キッチンリフォームの手順|各社比較と失敗しないための4つのポイント

キッチンを長年使用してきて傷みが目立ってきた場合や、使い勝手の良いキッチンに変えたい場合はキッチンリフォームを検討しましょう。

キッチンリフォームを検討するうえで重要な点として、どんなキッチンに仕上げたいのか?ということ。そのためには費用や工期、どこの製品やリフォーム会社を選ぶべきかポイントを把握しておくことが大切です。せっかくリフォームを行うなら、費用をかけずにおしゃれで使いやすいキッチンにグレードアップしたいですね。

この記事では、

  • キッチンリフォームを行う上で目的を明確にする重要性
  • キッチンリフォームのための製品選びのコツ おすすめのメーカー5社の特徴
  • キッチンリフォーム費用の相場
  • DIYして費用を安く抑える方法
  • リフォーム会社(大手系・設備事務所系・設備工事系・工務店系・リフォーム専門店)の特徴とリフォーム会社を選ぶポイント
  • キッチンリフォームをすすめる手順
  • キッチンリフォームで後悔しないために知っておくべき失敗事例4選

など、リフォームを成功させるために知って得する情報をご紹介します。

この記事を読んで、あなたがキッチンリフォームを最適なプランですすめていけることにお役に立てれば幸いです。

1.キッチンリフォームを成功させるためには?

キッチンリフォームを成功させるためには?

キッチンリフォームを成功させるためのポイントは「なぜリフォームを行いたいのか」という理由を明確にしておくことです。

理由の一例としては「キッチンの古さが目立つようになり、傷んでいるところも多いので、キッチン全体をリニューアルしたい」という目的や、「キッチンを対面式にリフォームして部屋全体のイメージを変えたい」ということがあります。

キッチンリフォームを行うための目的が明確であれば、作業の内容も明確になり、必要とする予算の目安も見当がつくようになることから、キッチンリフォームを計画的に進められます。

キッチンリフォームのタイミングと仕様については、こちらの記事をご参考にしてください。

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2.キッチンリフォームの会社はどのようにして選ぶ?おすすめの5社の特徴を紹介

キッチンリフォームの会社はどのようにして選ぶ?おすすめの5社の特徴を紹介

キッチンは各社が特徴のある製品を提供しています。長持ちしやすい製品や収納に特化した製品、水回りでの使いやすさを前面に出した製品などさまざまあります。

各社の製品の特徴を理解し、使いやすいキッチンを選びましょう。

2-1.クリナップ

クリナップの特徴は、さびにくく、長持ちしやすいステンレス製品を強みとしていることです。

また、デザイン性にもこだわっており、クリナップのキッチンは自然の風合いが感じられます。さらにキャビネットの収納も充実しており、使い勝手の良い製品に仕上がっています。

2-2.リクシル

LIXILのキッチンはオリジナルな機能が特徴的です。

作業中の動きが最小限になるように、わずかな動きで収納の中にあるものを取り出しやすいように工夫された「らくパッと収納」や、バーナーの間隔が広めに確保されていて調理の作業が行いやすい「ひろまるコンロ」などがあり、調理中の作業をスムーズに行えます。

2-3.Panasonic

Panasonicのキッチンは洗練されたデザインのものがそろっており、キッチンの印象がスッキリとします

コンロは3つの鍋を横に置いた状態で調理できる「トリプルワイドガス」を採用。シンクは3方向から利用できる「ラウンドアクセスシンク」であるため、キッチン内での移動を最小限に抑えられ、作業の効率性が高まります。

2-4.TOTO

TOTOは洗面台やユニットバス、温水洗浄便座など水まわり製品を強みとしていますが、その強みはキッチンにも活用されています。

シンクにはわずかな傾斜が設けられており、シンク内の水が流れやすい構造になっているほか、蛇口から出る水は幅の広い状態で流れ落ちる「幅広シャワー」であることから、洗い物がスピーディーに行えます。

2-5.トクラス

トクラスのキッチンの特徴は、人造大理石が使用されている点です。キッチンの見た目が美しく感じられるほか、人造大理石は汚れがしみこみにくいこと、そして多少のキズならナイロンたわしでこすれば簡単に補修することができます。

キッチンを使用していると汚れが目立ちやすくなりますが、お手入れが簡単にできるので、きれいな状態で長く使用できるのもメリットといえるでしょう。

各メーカーのキッチンの特徴について説明しましたが、キッチンの実際のサイズや質感、使い勝手については、実際にショールームに足を運んで確かめてみることをおすすめします。またその際、スタッフに「どれくらいの予算で考えているか」「改善したい点はどこか」などを相談すると、多くのタイプの中から自分の求めるキッチンを選ぶことができるでしょう。

3.キッチンリフォームにかかる費用の相場は?

キッチンリフォームにかかる費用の相場は?

キッチンリフォームを行う場合、その内容によって価格は大幅に変わりますが、相場としては50万円~150万円が目安となります。

レンジフードやコンロの入れ替え、食洗機の設置など、住設機器の入れ替えなどがメインの場合は50万円以下で済むケースがほとんどです。

キッチンの入れ替えを行う場合は50万円~100万円程度
キッチンの配置変更や床材、壁材などの張り替えなども行えばリフォームの価格帯は100万円~150万円程度となります。

また、キッチンの配置換えにともなって水道やガスの配管、電気の配線工事が必要となる場合や、壁を取り払ってキッチン全体を広げる工事など、大がかりな工事を行う場合は工事費が多額となるのでリフォーム会社に見積もりを依頼しましょう

キッチンリフォームの費用については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

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4.ホームセンターの商品やDIYを利用すれば安くできる?

ホームセンターの商品やDIYを利用すれば安くできる?

ホームセンターを利用することで、キッチンに置く流し台や床を張り替えるためのフロア材やクッション材、壁紙などを購入することができます。

また、これらの設置作業や交換作業をDIYで行えば工賃がかからないため、流し台や床材・壁紙代で済ませることが可能です。

流し台は3万円程度から購入できるほか、フロア材は広さ2畳分で1万円弱より、壁紙は1mあたり200円程度から購入できるので、キッチンの広さやリフォームの範囲にもよりますが、10万円~20万円前後で行うこともできます。

なお、DIYで工事ができる範囲は、住設機器の設置作業や床材・壁紙の張り替えなどに限られます。ガスの設備や電気設備に関する工事、水道管の配管変更など、専門的な技術を要する工事は個人で行うことができません。これらの施行工事をともなう場合はリフォーム会社に依頼しましょう。

5.キッチンリフォーム会社を比較し、最適な会社選びを

キッチンリフォーム会社を比較し、最適な会社選びを

一口にリフォーム会社といっても、大手系のほか、地域に特化したリフォーム専門店、設計、設備工事、大工工事を強みとする会社などさまざまあります。それぞれのリフォーム会社の特徴について紹介します。

5-1.大手系リフォーム会社

大手系リフォーム会社は、知名度が高いことが特徴で安心感があります

リフォームの実績も多いこともあり、工事の進め方がシステム化されていて効率的に作業が行われます。また、アフターサービスや保証も充実しているので、万が一、リフォーム後に不具合がみられた場合も安心です。

ただし、設計や工事は自社で行わずに外部に委託しているケースも多いことから、細かい調整や急な要望変更を申し出たい場合はなかなか対応されにくいこともあります。

5-2.設計事務所系リフォーム会社

設計事務所系リフォーム会社は、リフォームの設計やデザインを強みとしています。オリジナリティを求めたり、斬新なデザインを取り入れたりしたリフォームを行いたい場合に最適です。

また、リフォームの規模が大きくなる場合も、設計事務所系のリフォーム会社に依頼することが適しています。顧客の要望に応じたリフォームプランが提示されるので、顧客としても納得度が高まります。

5-3.設備工事系リフォーム会社

設備工事系リフォーム会社は、水道工事や電気工事など、設備系の工事を得意とするリフォーム会社です。例えば、水道工事系の場合はユニットバスの設置など、水回りに関するリフォームを強みとします。

多くの場合はキッチン周辺も含め、幅広いリフォーム工事を手がけていますが、床の張り替え工事や壁紙の張り替えなど、本体設備工事以外の作業が発生する場合は、対応できるかどうかをあらかじめ確認しておくと確実です。

5-4.工務店系リフォーム会社

工務店系リフォーム会社は、自社でリフォームを受注し、自社で工事を行うので融通が利きやすい点が特徴です。リフォームに関する細かい要望があれば職人に直接伝えることもできるため、施主の考えがリフォームに反映されやすい点はメリットといえます。

なお、工務店によってはリフォームの設計やデザインを外部に委託する場合があります。その場合は顧客の要望と実際の設計にズレが生じる場合があるので、設計に関する打ち合わせは十分に行っておきましょう。

5-5.リフォーム専門店

リフォーム専門店の特徴は、リフォームに特化した工事を数多く行っており、リフォームの経験が豊富であることです。リフォームの提案力や工事の技術力が高いのはもちろんのこと、顧客重視の店舗も多いので、初めての利用でも安心です。

リフォーム専門店は、もともとは工務店であったり設備工事店であったりすることから、かつて行っていた業務が強みとなることが多いですが、リフォーム専門店という看板を掲げていることから、ほとんどの場合は幅広いリフォームに対応します。

5-6.リフォーム会社を決める場合には相見積もりを

リフォーム会社にはそれぞれの強みがあるため、どの会社を選べば良いか迷ってしまうことも多いでしょう。そのような場合は、数社に相見積もりを取ることをおすすめします

この相見積もりを行う際に気をつけたいことは、依頼する業者を2~3社に絞り込むこと相見積もりを行うことを事前に伝えておくこと、そして見積もりの条件をそろえたうえで依頼することです。見積もりの作成は手間がかかる作業であるため、これらのマナーを守らずに見積もりを依頼するとリフォーム会社に迷惑をかけてしまうことがあります。お互いが気持ちよくリフォームの作業を進めるためにも、相見積もりを依頼する時は、マナーを守ることを心がけましょう。

6.キッチンリフォームの手順をチェック

キッチンリフォームの手順をチェック

キッチンリフォームを行う場合、3つの手順方法があります。

  1. 先にキッチンリフォームの内容を決めてから、リフォーム会社を探す方法
  2. 先にリフォーム会社を決めておき、キッチンリフォームの内容を決める方法
  3. 専門的な技術を必要としない場合は、DIYでキッチンリフォームを行う方法

6-1.キッチンリフォームの内容を決めてからリフォーム会社を探す

「キッチンリフォームをこのような形で行いたい」というように、自分自身でリフォームの方向性を決めているのであれば、リフォームの内容を決めた後にリフォーム会社を探すことが適しています。

また、リフォームの方向性が決まっていれば、リフォーム会社としても早めに動き出すことができます

6-2.リフォーム会社を決めてからキッチンリフォームの内容を決める

大規模なリフォームを行いたい場合などは、キッチンリフォームの内容を自分で決めるよりも、リフォーム会社に相談し、打ち合わせをしながら内容を詰めていきます。

この場合は、打ち合わせした後にリフォーム会社がリフォームのプランを提示し、顧客と再度打ち合わせを行ったうえで、リフォームの内容が決まる形となります。

リフォーム会社を決めてからキッチンリフォームの内容を決める場合、事前にキッチンリフォームの内容を決めてある場合と比べると、打ち合わせの回数が増えるため、リフォームの期間は長くなる傾向にあります。

リフォーム会社にリフォームを依頼する場合、打ち合わせや設計で2か月から2か月半程度、それに工事期間がプラスされるので、全体的にみると、リフォームの期間としては半年程度を見込んでおくと良いでしょう

6-3.DIYでキッチンリフォーム

キッチンリフォームをDIYで行う場合は、扉の付け替え、作り付け棚の製作、蛇口の交換など、専門的な知識がなくてもできる比較的簡単なリフォームに限られます

リフォームを行う場合は、どこのリフォームを行うかを決めたうえで、必要となる材料をホームセンターなどで手配し、工事に必要な工具を用意してからDIYに取りかかります。

簡単なリフォームの場合は1日で終わる場合がありますが、フローリングを張ったり、壁紙を貼ったりする場合は2日ほどかかる場合があります。

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7.リフォームに失敗しないためのポイントは?失敗事例4

リフォームに失敗しないためのポイントは?失敗事例4

キッチンのリフォームは、キッチンをリニューアルして使いやすくするために行うものではありますが、計画中には想定していなかったことが起きて、結果的にリフォームが失敗してしまうことがあります。

キッチンリフォームの失敗事例について理解しておくことは、リフォームを順調に進めるためにも大切なことです。

7-1.狭くて使いづらくなった

キッチンリフォームでは対面式のキッチンに替えるケースも多いですが、壁付けキッチンと比べるとスペースを必要とします。

そのため、実際に対面式キッチンを配置してみると通路を確保できなくなることがあり、狭くてキッチンが使いづらくなってしまうことがあります。

設計の段階でキッチン全体の配置を工夫し、通路のスペースを十分に確保しておけば、このようなトラブルは防げます。

7-2.全体的に暗くなった

また、キッチンリフォームをすることで室内が全体的に暗くなってしまうこともあります。

リフォームのためにキッチンの中の並びを全体的に変える場合、スペースの都合により窓の部分を一部ふさいでしまう場合がありますが、これは、設計の段階で光の差し込み具合を考慮しなかったために起こるものです。

暗いキッチンでは作業性が低下しやすくなることから、設計の段階では明るさに配慮することも必要となります。

7-3.家電製品が使いにくい場所にある

キッチンをリフォームすると、冷蔵庫や炊飯ジャーなど家電製品の設置場所が変わる場合があります。この時、キッチンから冷蔵庫までの距離が離れたり、炊飯ジャーのコードがコンセントまで届かず延長コードを使用しなければならないこともあります。

キッチンリフォームではキッチン本体の配置場所が重要視されがちですが、家電製品などの調理小物の置き場所についても十分に考えなければなりません

7-4.余分なスペースがなく道具を置けない

キッチン全体の空間がさほど広くない場合、キッチンやコンロなどをできる限り空間の中に収めてしまうことがありますが、その場合、余分なスペースを確保できない場合があり、ゴミ箱など、置きたいものを置くスペースが確保できないこともあります。ゴミ箱はキッチンにはなくてはならないものであるため、設計の段階でゴミ箱の設置場所を考えておくのもひとつの方法ですが、余分なスペースがないと、必要なものが置けないだけでなく通路幅が狭くなってしまう原因にもなるので、全体的に余裕を持った設計を行うことが大切です。

リフォームの失敗事例についてみてきましたが、リフォームを行った後に後悔しないためには、親身に細かいところまで対応してくれるリフォーム会社を選ぶことが重要となります。

まとめ

  • 1.キッチンリフォームの目的を明確にするとリフォームが成功しやすい
  • 2.キッチンはメーカーごとに特徴あり 事前に確認しておくと決めやすい
  • 3.キッチンリフォームの相場は50万円~150万円
  • 4.リフォーム会社はそれぞれ強みを持つ 相見積もりを取ることがポイント
  • 5.キッチンリフォームをどのように行うかをあらかじめ考えておくことが大切
  • 6.キッチンリフォームの失敗を防ぐためには親身に相談を受ける会社を選ぶ

キッチンリフォームは、比較的簡単に行えるものから、大規模に行うものまでさまざまですが、重要なポイントは「どんな目的でキッチンリフォームを行うのか」ということを明確にしておくことです。

目的が明確であれば、リフォームの内容をリフォーム会社に伝えやすいことから、リフォームが順調に進みやすくなります。

後悔のないキッチンリフォームを行い、快適なキッチンづくりを目指しましょう。

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