土地購入にかかる諸費用はこれ!購入時の8種類&購入後の6種類

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土地購入にかかる諸費用はこれ!購入時の8種類&購入後の6種類

マイホームを建てる、投資用のアパートを建てる、どちらの場合においても、土地を購入する際にかかる諸費用における詳しい知識を知っておくことは大切です。なぜなら、土地を購入する際には、土地の代金だけでなくその他に諸費用がかかるからです。

購入する際の費用の内訳を知っておくことで、総費用としてどれくらいかかるかを把握できるようになります。費用の知識を持たなければ「本当にこの金額で正しいのか?」「多く取られているのでは?」と不安に感じることもあり得ます。場合によっては購入に踏み切れない原因となってしまうこともあります。知識を身に付けることで、無駄な心配もなくなり、スムーズに購入出来るようになります。

この記事では、

  • 土地購入の際にかかる諸費用の内訳、金額

などの土地購入に関する基礎知識を解説します。

  • 住宅の建築費用
  • 融資申請にかかる費用
  • 建築後に必要な費用

など、その他にも必要となる諸費用の項目についても合わせてお話します。また、購入にかかる諸費用だけでなく、購入した土地を有効活用していく方法についてもお伝えします。

私は10棟の不動産物件を所有する現役不動産投資家であり、不動産投資を始める方のアドバイスやサポートなども行っています。そんな不動産投資のプロの視点から、多くの人が知らない「賃貸併用住宅」「アパート建築」という2つの土地活用の選択肢をご紹介します。土地購入の諸費用における知識と、購入した土地を有効活用する選択肢の参考にしてみて下さい。

1.土地購入にかかる諸費用

土地購入にかかる諸費用

土地購入の流れと必要な物などの基本的な知識について伝えします。また、土地購入に関する注意点も書いておきますので、土地を購入する前に、ぜひ目を通しておいてください。

土地を購入する際にはその土地の代金以外にも、様々な諸費用がかかります。どんな諸費用があって、どのぐらいかかるのか、かかる費用を正確に把握しておくことは予算管理の上でもとても重要です。まずは土地購入時にかかる諸費用をご紹介します。

1-1.仲介手数料

仲介を行った不動産会社に支払う費用です。仲介手数料は次の計算式で算出されます。「売買価格(税抜)×3%+6万円※)×消費税1.08=仲介手数料」。契約時に仲介手数料の50%支払い、決済時に残りの50%を支払うのが一般的です。場合によっては決済時に100%支払うこともあります。

※参考:https://www.u-spec.com/article/pc/column02.html

1-2.所有権移転登記費用

土地の所有権を移転する際に登記所へ払う費用のことです。不動産評価額の1.5%が登録免許税となります。面倒で難しい手続きなので司法書士へ依頼することが一般的です。司法書士への依頼相場は、3~7万円程度です。

1-3.測量費

土地の境界線や面積を明確にするために必要な測量にかかる費用です。一般的には売り主が負担します。100㎡程度の住宅用地で30万円前後が相場と言われますが、業者や地域によっても測量費用は変わるので注意が必要です。

1-4.ローン手数料

ローンを組んで土地を購入する場合には、ローン手数料がかかります。ローン手数料は、ローン総額、融資を受ける金融機関によっても変わります。

1-5.印紙代

売買契約の書面には印紙が必要です。印紙代は取引される土地代金によって変わります。金額は以下を参考にして下さい。

契約書記載金額 不動産の譲渡に関する契約書 借地権の設定や譲渡に関する契約書
住宅ローン等の金銭消費貸借契約書
1万円未満 非課税 非課税
1万円以上10万円以下 200円 200円
10万円超50万円以下 200円 400円
50万円超100万円以下 500円 1000円
100万円超500万円以下 1000円 2000円
500万円超1000万円以下 5000円 1万円
1000万円超5000万円以下 1万円 2万円
5000万円超1億円以下 3万円 6万円

※参考:blog | 都城市 今富不動産

1-6.固定資産税

土地を購入し所有権移転日以降からは固定資産税が発生します。所有権の移転日から年末までの日割り分の固定資産税を売り主に支払う必要があります。

1-7.抵当権設定登記費用

住宅ローンの融資を受けるため、不動産購入時に抵当権設定登記を行う必要があります。費用については、物件や借入金額によって異なります。

1-8.農地を宅地にする場合の許可届け出費用

農地を宅地に転用する際には、届け出が必要です。行政書士に依頼することが一般的で、10~20万円程度が相場と言われています。

2.土地購入後にかかる費用

土地購入後にかかる費用

土地購入の流れと必要な物などの基本的な知識について伝えします。また、土地購入に関する注意点も書いておきますので、土地を購入する前に、ぜひ目を通しておいてください。

土地を購入するのは何かしら目的があることがほとんどですが、例えばマイホームや不動産投資用の建物を建てる場合には、そのための費用もかかります。土地購入後にも様々な費用はかかることを知っておくことも大切です。土地購入後にどんな費用がかかるのかを解説しておきます。

2-1.住宅の建築費用

土地を購入して住宅を建てる場合には、建築費用がかかります。土地購入と並んで大きな費用となることや、多くの場合ローンを組むことになるため、事前にどのぐらいの建物を建てるのかを考えておくことが大事です。

2-2.インフラ整備

上下水道、ガス、電気などのインフラ設備が整っていない場合、これらの設備を整えるための費用がかかります。トータルすると大きな費用になることも多いで、知っておく必要があります。

2-1-1.上下水道

上下水道の引きこみがまだの場合には補助金を利用して引きこみを行う必要があります。公共下水が通っていない場合には、浄化槽の設置が必要となります。

2-1-2.ガス

ガスの引き込みは無料で行ってもらえるケースが多く、まずはガス会社へ相談してみる必要があります。ただし変圧の必要がある場合には、費用がかかることもあります。

2-1-3.電気

ガス同様、一般家庭用の引き込みが必要な場合には、電気会社が費用を負担してくれます。ただし場合によっては費用がかかることもあるので確認する必要があります。

2-3.古家がある場合の取り壊し費用

古家付きの土地を購入した場合、古家の取り壊し費用がかかります。構造と大きさで費用が変わりますが、場合によっては残された家具や家電の引き取り費用などが発生することもあります。

2-4.管理会社(アパート運用など不動産投資の場合)

購入した土地にアパートを建てて運用する場合には、管理会社へ管理費用を支払う必要があります。管理費用は、委託内容や、規模、部屋数などによって変わります。

2-5.税金

登録免許税、不動産取得税など、土地を購入する際に支払う必要がある税金がいくつかあります。取得した土地などによって費用も変わるため事前に把握しておく必要があります。

2-6.火災保険

土地購入後に住宅を建てる場合、建築後に必要な費用として火災保険があります。費用に関しては保険内容や、加入年数などによって変わります。土地購入時すぐ入る必要はありませんが住宅ローンを組む際には加入が必須なので、どのような保険に入るか、どのぐらいの費用がかかるかを事前に確認しておおくことがおすすめです。

以下に必要な諸費用をまとめておきます。参考にしてください。

■土地購入にかかる諸費用

  • 仲介手数料
  • 所有権移転登記費用
  • 測量費
  • ローン手数料
  • 印紙代
  • 固定資産税
  • 抵当権設定登記費用
  • 農地を宅地にする場合の許可届け出費用

■土地購入後にかかる費用

  • 住宅の建築費用
  • インフラ整備
  • 古家がある場合の取り壊し費用
  • 管理会社
  • 税金
  • 火災保険

3.土地購入後の選択肢

土地購入後の選択肢

土地購入の流れと必要な物などの基本的な知識について伝えします。また、土地購入に関する注意点も書いておきますので、土地を購入する前に、ぜひ目を通しておいてください。

マイホームを建てる場合でも、ただマイホームを建てるのではなく「住みながら家賃収入が得られるマイホーム」を建てることもできます。土地を購入するからには、いかに有効活用するかを考えることが大切ですが、その為には土地活用の選択肢を知っておくことが大切です。そこでここでは「賃貸併用住宅」と「アパート建築」の2つの選択肢をご紹介します。

賃貸併用住宅やアパートを建築することで、家賃収入を得られるようになります。初期費用はかかるものの少し勉強して知識を身に付けるだけで空室リスクや返済リスクも大幅に減らすことができます。購入した土地を使って収入を得る方法があることを知り、有効的な土地活用の選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。

3-1.賃貸併用住宅

賃貸併用住宅とは、自分自身が住む「住居部分」と、貸し出す「賃貸部分」とを併せ持つ住宅のことを言います。賃貸物件として貸し出すことで家賃収入を得られるだけでなく、将来的にはお子様たちとの二世帯、三世帯住宅に変えたり、自分たちが住んだ後は全て賃貸にして貸し出したりと、ライフスタイルに合わせて、幅広く活用ですることが出来ます。

家賃収入を得られるマイホームとして注目が集まっていますが、将来のお金の不安を解消する選択肢として魅力的な土地活用の選択肢だと言えます。将来的な資産を残せることはもちろん、ローン返済を家賃収入から返していくことが出来る点についても魅力的です。

運用次第では、利益を得ながらローンを返していくことも可能です。賃貸併用住宅に関しては、実際に私自身も所有しており、下記記事でもおススメする理由を詳しくお話しています。参考にしてみて下さい。

実践者が語る「賃貸併用住宅」をオススメする理由

3-2.アパート建築

広い土地を購入できるようなら、アパート建築という選択肢もあります。土地の広さにもよりますがアパートを建築し、賃貸物件として貸し出すことで家賃収入が見込めます。例えば家賃6万円の部屋が6部屋で毎月36万円の家賃収入が入ります。

税金や管理会社への諸費用など必要な経費はかかりますが、しっかり運用すれば安定収入をもたらす資産となります。賃貸併用住宅同様、ローン返済を家賃収入から返していくことができ、運用次第で利益を得ることが出来ます。

もちろん、アパート経営にはリスクもあります。リスクを回避する方法は下記記事でも解説していますので参考にして下さい。

破産リスクを回避!アパートを建てる時に知っておくべき4つの注意点

3-3.建てるものから逆算して土地を購入する方法

賃貸併用住宅やアパートを建てる場合、土地に合わせた間取りや作りを考慮して建物を建てることが出来ます。

どうすれば利益が出るかを考え、そこから逆算して土地を購入することで、すでに建っているアパートなどの不動産物件を購入するより利益を出しやすくなります。同じ建物を建てるなら土地を選ぶ段階から「賃貸併用住宅」や「アパート建築」を視野に入れて土地の探し方をしてみることもおすすめです。

賃貸併用住宅やアパートを建てることで、家賃収入からローン返済していくことが出来ます。事業として収益が生みだせるようになることで、自己資金や自分が借りられるローンでは難しい金額の融資も受けられるようになります。買えない、手が届かないと思っていた土地も買えるようになります。

土地を購入する目的が「マイホームを建てるため」だとしても、将来的に収益物件を建てることも考えた土地選びをしておけば、数年後、数十年後に有効的な土地活用できるようになります。家賃収入を得る為の土地探しについては下記時期でも解説しています。参考にしてみて下さい。

【チェックリスト付】これで完璧!プロが教える土地探しのコツ24個

4.まとめ

  • 1.土地を購入する際には、土地の代金以外にも様々な諸費用がかかります。
  • 2.いざとなってから困らないように、購入後に必要な費用も事前に把握しておきましょう。
  • 3.将来的に有効的な土地活用となることを踏まえて土地探しが理想的です。

土地を購入する際には、土地の代金だけでなく、様々諸費用が発生します。特に購入後に必要な費用は、いざ必要となってから分かるようでは資金繰りに困るようなケースも出てきます。購入時、購入後、総額でいくらかかるのかを購入前からしっかりと把握しておくようにしましょう。

また、土地を購入する際には、今すぐの活用方法はもちろん、将来的な活用の選択肢も踏まえて土地選びをすることも大切です。将来的な資産として残せる土地活用の参考にして下さい。

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