住宅ローンの申込みは物件探しと同時に!その理由とは?

住宅ローンの申し込みは物件が決まってから行うという方が多いのではないでしょうか?
しかし、実際には物件探しと同時にもしくは、先にローン審査の準備を進める必要があります。 では、なぜローン審査の準備を早めに始めて物件探しと同時に進めなければならないのか、その詳細をここから確認して行きましょう。

1.住宅ローン審査の準備を物件探しと同時に行う理由とは?

住宅ローン

探している条件に合う物件が見つかった時にスピーディーに購入申し込みをするためにローン審査の準備を物件探しと同時に行います。

マイホームであっても投資目的であっても、かなりの物件数を探す必要がありますので大変です。 その中でいい物件が見つかった時には早くローン審査を始めたいものです。 住宅ローン審査に申し込むためには必要になる書類があります。それぞれ入手場所が違ったり、入手に必要な日数が違ったりします。 ですので、書類の準備を物件探しと同時に行う必要があります。

不動産購入のローンと審査の項目は以下の記事で詳しく知ることができます。

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2.ローン審査は事前審査と本審査の二段階

ローン審査とは不動産購入時の借り入れを受けるための審査になります。ローンを受けるための審査は2段階に分かれています。

第1段階はローン申し込み者の借り入れ能力を中心に審査する事前審査になります。この第1段階の事前審査では借り入れできる金額の目安が把握できます。 注意しなければならいのが、事前審査に受かれば必ず借り入れできるというわけではないことです。

第2段階は実際にローンの借り入れを行うための本審査が行われます。ここでは不動産に関する審査も念入りに行われます。その中で建築基準法違反などが見つかれば、融資は行われません

本審査を通過すると住宅ローンの融資が可能となります。

2-1.第1段階の「事前審査」は受けなくても良い?

第1段階で借り入れ可能な目安の金額を調べるだけならば、事前審査は受けずに直接本審査を受けてしまうことはできるのでしょうか?

答えとしては直接本審査を受けることはできますが、多くの不動産会社では不動産購入申し込みと同時に事前審査を受けるようになっています。 結果として、購入申し込みの時には多くの人が事前審査を受けることになります。 そのため、良い物件が見つかるより先にローン審査の準備をする必要があります。

3.住宅ローン審査をするために必要なものとは?

住宅ローン 書類

まずは事前審査の時に免許証などの本人確認書類と健康保険証、源泉徴収票のコピーなどが必要になることが多いです。 源泉徴収票は会社から受け取ったらなくさないように保管しておきましょう。再発行の場合は数日かかることがあります。

事前審査に問題がなくて購入希望物件の申し込みが通れば、本審査の申請をします。

本審査で必要になる書類は免許証などの本人確認書類と健康保険証、源泉徴収票以外に住民票(本人家族全員記載)、印鑑証明書、印鑑証明の実印、購入希望物件の詳細資料、銀行口座通帳などが必要になります。

収入証明資料では確定申告書や住民税課税決定通知書、毎月の給与明細書の提出を求められることもあります。

3-1.ローン必要書類の入手先

ローン審査の必要書類はどこで準備すればいいのでしょうか? いざ審査申し込みとなった時に慌てないようにそれぞれの準備先を確認しておきましょう。

収入証明に必要な源泉徴収票は勤務先から入手します。 確定申告書は税務署納税証明書や課税証明書は市区町村役場で入手できます。

印鑑証明書や本人家族全員の記載がある住民票は市区町村役場で入手しておきます。 売買契約書や重要事項証明書、不動産登記事項証明書などの購入希望の物件に関する書類は不動産会社が準備をしてくれます。

3-2.必要書類が準備できていないのに良い物件が見つかったときは?

ローン審査の必要書類が準備できていないのに良い物件が見つかったらどうなるのでしょうか?

もし、見つけた物件が自分以外に購入希望者のいない人気のない物件ならば、見つけてから必要書類を準備すれば良いだけです。

注意が必要なのは見つけた物件が人気のある物件だった場合です。人気のある物件というのは分譲地ならば日当たりの良い場所の物件、マンションならば間取りが良くて眺望も良いなど物件によって理由は様々あります。

人気のある物件の時に問題になることとは、どうしても購入希望者が多くなることです。購入希望者が多数いる時にローン審査の準備を物件探しと同時に始めておけば素早く動くことができて有利に購入申し込みに進むことができます

3-3.必要書類が不足している状況でローン審査はできるの?

必要書類が不足している状況でローン審査はできるのでしょうか?

事前審査は比較的少ない書類で申し込みができます。ただ、事前審査でも本人確認書類や収入を証明する書類がないと審査を進めることができません。 本審査では住民票や印鑑証明書、課税証明書などの市区町村役場から入手する書類が多いので手続きに行く時間も必要になります。 時間がないからと言っても必要書類が不足している状況ではローン審査が進められません。

ローン本審査の際に必要な書類は、以下の記事で確認することができます。

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4.物件探しよりも先に行うローン審査がある?

では、物件探しよりも先に行うローン審査があるのでしょうか。実は最近、物件探しの前に借入可能額を知りたいという需要に応えるサービスが出てきました。

物件探しよりも先に行える審査には、本審査につながるサービスがあります。また、ローン審査ではなくてローンシミュレーションを行うサービスもあります。

4-1.物件情報は必要?

物件探しよりも先に行う審査では物件情報は必要ありません。審査申込者の収入状況や資産状況から借入可能額を審査します。

住宅ローンシミュレーションを利用するときには、詳細な物件情報は必要ありません。ただ、シミュレーションサービスによっては物件購入希望地の都道府県や物件種類などの入力を求められることがあります。

4-2.借入可能額を知るデメリット

借入可能額を知るデメリットは、物件探しよりも先に行った審査での金額が必ず借りられるわけではないことです。

物件探しよりも先に行った審査では、物件情報なしで審査をしています。また、正式な事前審査であっても物件の審査よりも申込者本人の借り入れ能力を重点的に審査しています。

本審査に進んだ時に物件に問題があれば借入可能額以内であっても借り入れできないことがあります。また、試算から時間が経過して収入状況や家族状況が変化したときにも借入可能額が変わってきます。

4-3.借入可能額を知るメリット

借入可能額を知るメリットは、物件探しの目安を知ることができることです。物件探しの目安金額がわかればより短い時間で希望の物件を見つけることができるようになります。

借入可能額を知れば不動産購入の資金計画も立てやすくなります。 注意が必要なのは不動産購入時には新居で使う家具や家電を購入する費用や引っ越し費用を考えなくてはいけないことです。

5.ローンを受けて物件を購入するまでの流れ

住宅ローン 流れ

ローンを受けて物件を購入するまでの流れを押さえておくことで、慌てずに余裕を持って対応することができます。 ローンを受けて物件を購入するまでの流れを知っておけば必要書類を取得する場合や契約締結などの休みの申請も早めに行うことができます。

5-1.借入可能額を確認する

物件購入までの第1歩として、現在の借入可能額を確認する必要があります。借入可能額を確認して資金計画を立てましょう。
借入可能額を知ることで物件購入のエリアが絞れてくることもあります。物件購入エリアがはっきりしてくると物件探しも具体的になります。

以下の記事では、不動産投資でローンを利用する際に必要な自己資金について解説していきます。

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5-2.物件探しを始めると同時にローン審査の準備をする

気に入った物件が見つかった時に素早く申し込みができるように、物件探しを始めると同時にローン審査の準備をするのは大切なことです。
ローン審査を申し込むためには本人確認書類と勤務先確認書類、収入証明書類などが必要になってきます。 印鑑証明の登録をするなど休日をとって手続きしなければならないこともあります。ですので、ローン審査の準備は物件探しを始めると同時に行う必要があります。

5-3.物件探しの後にローン審査を受ける

基本的に気に入った物件が見つかってからローン審査を受けます。
まず、受けるのが事前審査です。 事前審査で必要になるのは運転免許証などの本人確認書類と勤続年数が確認できるような健康保険証、収入を確認するための源泉徴収票などです。

収入を証明する源泉徴収票や毎月の給与明細書などは手元に取っておくようにすることをおすすめします。 もし見つからない場合は勤務先に再発行を依頼する必要があります。通常数日は時間がかかるので早めに申請する必要があります。

ローンの事前審査とともに物件の購入申し込みも行います。売主が購入申し込みを受諾しローンの事前審査が通れば物件の売買契約締結とローンの本審査申し込みを行います。

5-4.融資実行・引き渡し

ローンの本審査が通れば次は融資実行と物件の引き渡しが行われます。受け取った鍵で新居の扉を開けるまでもうすぐです。
物件の引き渡し時には建物設備の詳細な説明が行われます。水道・電気・ガスそれぞれの設備の説明があるので半日がかりの仕事になることもあります。

2019年度の融資状況については以下の記事でまとめています。

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6.物件購入のためにローン審査準備と物件探しを同時に始めよう!

スピーディーな物件申し込みをするためには準備が必要です。せっかく見つかったお気に入りの物件を他人に購入されないために早めに行動する必要があります。

住宅ローンを組むためにはまず、事前審査があります。事前審査を通過すると本審査になります。
ローン審査には本人確認や勤務先、収入確認などの書類が必要になってきます。必要書類の入手先は勤務先や市区町村役場など、それぞれ違うので確認して準備しましょう。

ローンの準備から物件購入までの流れを確認しておくと実際の取引の時に落ち着いて行動することができます。
ローン審査には多くの書類が必要になります。書類の準備は物件探しと同時に始めて有利に物件購入の申し込みをしましょう。 物件購入で大事なのがこの購入申し込みです。1番手で申し込みができれば有利に希望物件の購入を進めることができるといえます。

都市銀行をメインに、地方銀行との違いや審査の特徴について解説している記事は以下からご覧ください。

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