1.不動産売却の動機は「住み替え」が最多
WEBメディアの運営などを手掛けるラビッツは11月8日、家やマンション・土地などの不動産を売却した200名を対象に実施した、「家やマンション・土地などの不動産売却に関するアンケート」の結果を発表した。
調査結果によると、売却した不動産の種類は「マンション一室」が76人、「一戸建て」が75人と比率が半々となっている。
不動産売却の動機は、「住み替え」が最も多く約45%。 不動産のうち土地、一戸建てでは、「不要物件の処分」や「物件を相続したため」という動機も目立った。
不動産の売却方法については、トップは「購入したところのハウスメーカー」の42人。次いで「インターネットで探した不動産会社」が40人だった。以前は「チラシで見た不動産会社」などの回答が多かったが、現在では不動産売却でもインターネットを利用している人が目立つ。
2.複数査定の差額の平均は50万~300万円
不動産を売るときに何社に査定したかの質問では、「1社」が118人とトップ。過半数が複数査定による比較検討をしていない。
しかし、複数査定をした人に差額を尋ねたところ、トップは50万~100万円以内の24人、次に100万~300万円の23人だった。中には、差額が1000万円以上と回答した人もいた。
ラビッツは、
- 比較せず1社だけでは、その金額が妥当であるのかどうかも分かりません。
- それはとても損をすることにもなります。
- 比較検討は手間でも大切だと思います。
- (プレスリリースより)
と述べている。
不動産売却に関する基本的な知識や、税金については以下の記事でも解説しております。
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