金利は?銀行とどこが違う?住宅ローンで知りたいノンバンクの4知識

「ノンバンク」とは具体的にどういった機関か?を説明することができる人は決して多くはないと思います。 住宅ローンを組む際にも、都市銀行や地方銀行は選択肢に入ったとしても、ノンバンクまで検討する人は少ないのではないでしょうか?

しかし、ノンバンクでの住宅ローンも十分に検討に値するものがあります。ここからは、ノンバンクがどういった機関なのか、そしてノンバンクで住宅ローンを組むことのメリット・デメリットなどを解説していきます。

1.ノンバンクとは何か?

ノンバンクとは何か?

ノンバンクとは、預金業務を行わずに、貸付けだけの融資を行っている金融機関のことを言います。銀行では顧客から預金を預かっていますが、ノンバンクではそれはないわけです。 そのため、銀行は銀行法の規制を受けるのに対して、ノンバンクでは貸金業法の規制を受けることになります。

ただ、ノンバンクといっても様々な種類のものがあり、消費者金融などもここに入ります。 では、ノンバンクで住宅ローンを組むということは、金利の高い消費者金融で住宅ローンを組むということなのかというと、そういうことではありません。

ここでは、金利の低い、住宅ローンを専門に取り扱っている「日本住宅ローン」や「アルヒ」といったノンバンクを利用することを前提に話を進めていきます。

というのも、20年以上の長期固定ローンに関しては、1位は全て「日本住宅ローン」、25年以上になると「アルヒ」が常に2位という位置付けになっているにも関わらず、この2社以外のノンバンクということになると一般的に金利が高くなってきてしまうからです。

2.ノンバンクで住宅ローンを組むことのメリットとデメリット

ノンバンクで住宅ローンを組むことのメリットとデメリット

ここからは、ノンバンクで住宅ローンを組むことのメリットとデメリットについて解説していきます。

・審査が通りやすい

一般的に、ノンバンクは銀行よりも審査が緩いと言われています。そのため、銀行の審査に通らなかった人でもノンバンクなら通過できることが多いようです。

銀行では審査時にあらゆるリスクを検討して、お金がきちんと返ってくるかどうかを徹底的に審査します。そのため、低金利で住宅ローンを組むことができるわけですね。

対してノンバンクでは、銀行との差別化のために審査が甘くなっていると考えられます。

・審査のスピードが早い

審査が緩いということは、審査のスピードが早いということでもあります。審査のスピードが早い大きなメリットとしては、金利は申し込み時ではなく融資時のものが適用されるため、審査に時間がかかることで起こる金利変動リスクを抑えられるという点が挙げられます。

また、人気の物件であれば早く押さえておかないと売れてしまうことがあるため、審査のスピードが早ければ、その分早くに契約を結ぶことが可能になります。 口座開設の手間もないため、スピーディに進めたい人にとっては向いています。

・金利が高い

ノンバンクでは銀行との差別化で審査を甘くしている代わりに、金利が高くなっている傾向があります。また、ノンバンクでは預金機能がないため、顧客にお金を貸す時は銀行から借りたお金を又貸しするという形になってしまいます。

そのため、どうしても金利が高くなってしまいます。ただ、例外として「フラット35」は住宅金融支援機構が債権を買い取る形なので、貸し出し用の資金を用意する必要がなく、銀行と同じ条件で貸付けをすることが可能になります。

・知名度が低く信用度がそこまでない

ノンバンクは都市銀行や地方銀行と比べると知名度がありません。

住宅ローンは多額の金銭のやり取りになるため、「信用」という要素は非常に重要になってきます。 そのため、安心して取引ができるノンバンクは限られたものになってしまっているのが現状です。

・商品の選択肢があまりない

ノンバンクの場合は、銀行に対して「フラット35」以外には優位性がありません。そのため、フラット35を使う場合でなければ、銀行でローンを組む方が良いということになってしまいます。

3.ノンバンクの住宅ローンが向いている人の特徴

ノンバンクの住宅ローンが向いている人の特徴

ノンバンクの住宅ローンが向いている人の特徴として、下記の3点が挙げられます。

  • ・銀行の住宅ローンの審査に一度落ちてしまった人
  • ・過去に料金の延滞、自己破産などの金融事故を起こしてしまった人
  • ・サラリーマンではない個人事業主

ノンバンクは銀行に比べて審査が緩いという特徴があるため、上記の理由で銀行の審査に落ちてしまっても、ノンバンクの審査なら通る可能性があります。ただ、やはり最小限の審査基準は存在しているため、審査通過に向けてきちんと準備しておくのは必要です。

また、注文住宅などを建てる場合に、銀行での住宅ローンの融資が実行されるまでの「つなぎ資金」を借りたい、という人にもノンバンクは適しています。

4.おすすめのノンバンク2選

おすすめのノンバンク2選

一般的にはノンバンクでの住宅ローンは、銀行に比べると審査が緩い代わりに金利が高いと言われています。

そのため、ノンバンクは銀行で審査に通らない人が選択肢の一つとして考える位置付けになります。ただ、日本住宅ローンとアルヒの2つのノンバンクに関しては、この位置付けは変わってきます

ここからはノンバンクの中でも特におすすめの2つについて解説していきます。

4-1.日本住宅ローン

日本住宅ローンは、大和ハウス工業・住友林業・積水ハウス・セキスイハイム・日立キャピタルが共同出資して作った、住宅ローンを専門としたノンバンクです。

フラット35の販売を中心に行っており、固定金利型MCJフラットプレミアムという商品は金利ランキング1位となっています。

こちらの商品は、提携のハウスメーカーで家を建てた人限定の商品にはなりますが、日本を代表するハウスメーカーが提携しているので該当する人は多いのではないでしょうか?

こちらのローンは、団体信用生命保険への加入は必要になってしまいますが、繰上返済手数料や保険料は無料です。また、事務手数料についても、銀行などは融資額に対して何パーセント、というように費用がかかってくる場合が多いのに対して、日本住宅ローンでは電子署名サービスを利用すると消費税別で2万円という固定の金額になってきます。

通常の都市銀行や地方銀行の住宅ローンと比べると、日本住宅ローンが提供している住宅ローンはかなり条件がいいです。

提携のハウスメーカーで住宅を購入する場合、十分検討するに値すると考えられます。

4-2.アルヒ

アルヒは、日本で初めて作られた住宅ローン専門の金融機関になります。元々はSBIモーゲージという企業が、2015年に社名を変更してアルヒとなりました。

この企業の特徴は、提携ハウスメーカーなどの縛りが無く、誰でも利用することができるという点です。

フラット35の金利が最も安いのは日本住宅ローンですが、ここには提携のハウスメーカーを購入する場合でなければ利用することができないというデメリットがあります。

こういった提携メーカーなどの縛りを外せば、実質的に最も安いのはアルヒのフラット35であり、実際にアルヒのフラット35はシェアナンバー1を8年連続で取っています。

金利差も日本住宅ローンと0.01%しか違いがないので、縛りがない分、非常に優位性が高いと言えるでしょう。アルヒのフラット35では、繰上返済手数料と保証料が無料となっていますが、団体信用生命保険には別途加入しなければなりません。

そして融資手数料に関してはネット銀行並みに高く、融資金額の2.0%に設定されています。ただ、アルヒの大きなメリットといってもいいのが「審査が早い」という点が挙げられます。

事前審査は最短で当日に可能であり、本審査の場合であっても最短3営業日で審査結果が分かります。更に、売買契約締結前であっても審査をすることができるので、素早く契約をしたい時などにぴったりのノンバンクとなっています。

アルヒはノンバンクではありますが、他の様々なノンバンクとは比べ物にならない位多くのメリットがあるので、日本住宅ローンと併せておすすめできます。

5.まとめ

ノンバンクといっても様々なものが存在します。

それは「消費者金融会社」「信販会社」「クレジットカード会社」「不動産金融専門会社」「リース会社」「事業系専門ローン会社」などの系統があり、人によっては、ノンバンクは怪しいから使いたくないという人もいるかもしれません。

ただ、日本住宅ローンやアルヒなどのような、十分検討するに値するノンバンクも存在しています

知名度が他の都市銀行や地方銀行よりないため、あまり実力が知られていないノンバンクですが、様々なメリットがありますので、住宅ローンを組む際は是非検討してみていただけたらと思います。

金利は?銀行とどこが違う?住宅ローンで知りたいノンバンクの4知識
最新情報をチェックしよう!
>再建築不可物件の建築可能化プログラム

再建築不可物件の建築可能化プログラム

「再建築不可物件」を使った不動産投資は、誰にでもできる簡単な方法でありません。 しかも、「投資」ですから、リスクはそれなりにあります。 それでも、リスクよりもメリットの方が大きいとも言えます。 その理由と、私たちの具体的なサポート内容などをセミナーでご説明いたします。 また、質疑応答の時間も用意しておりますので、ご不明な点はどうぞ遠慮なくお尋ねください。

CTR IMG