ローンの審査は2段階?一次審査では何が審査されるの?

不動産を購入するためのローン審査は2段階あります。まず第1段階の一次審査があります。一次審査は仮審査や事前審査と呼ばれています。一次審査で主に見られるのは完済時の年齢や年収、健康状態です。ここからは不動産購入のローンと審査の項目を詳細に見ていきましょう。

1.ローンの一次審査(仮審査・事前審査)で見られる項目とは?

1.ローンの一次審査(仮審査・事前審査)で見られる項目とは?
ローンの一次審査(仮審査・事前審査)で見られる主な項目は完済時の年齢や勤務先、年収、健康状態などです。

ローンの一次審査は物件購入の第一歩です。見られる項目も申込者の借り入れ能力を審査するための基本的な項目になります。

ローンの一次審査ではこれらの項目が複合的に審査されます。ここからはそれぞれの項目を確認していきましょう。

1-1.年齢

一つ目が、年齢です。それぞれの銀行では借入時やローン完済時の年齢に関する規定があります。ローン審査を申し込むときには完済時の年齢規定内に収まるように借り入れ年数を決めます。

三菱UFJ銀行では借入時の年齢が20歳以上からとなっています。また、上限は70歳の誕生日までです。同じく完済時の年齢は満80歳の誕生日までと規定されています。この満80歳の誕生日までという年齢規定は三菱UFJ銀行以外の銀行でも多く採用されています。

しかし、現実的に満80歳の誕生日までローンを組む人は少数派です。なぜなら、多くの企業で60歳定年もしくは65歳定年と決められていて、定年後は収入の減少が予想されるからです。

1-2.勤務先

二つ目が、勤務先です。ローンの一次審査で見られる項目の中の勤務先も大きなポイントです。不動産会社の営業社員は借入がしやすい顧客を属性が良い顧客と言うことがありますが、勤務先はこの属性を決める大切な要素です。勤務先を見る中で借り入れがしやすいのはまず、国や地方自治体に勤める公務員になります。

また、上場企業に勤める社員も国や地方自治体に勤める公務員とともに借り入れがしやすい状況になっています。そして、中小企業と続きます。勤務先を見る中で勤続年数も大切になります。大手の銀行では1年以上や3年以上の勤続年数が推奨されます。

1-3.年収

三つ目が、年収です。ローン返済の根拠になる年収も審査の中で見られます。ローン借り入れには400万円以上の年収が推奨されてきました。

しかし、新しい銀行の中には400万円以下の年収でも申し込みを受け付ける銀行が増えています。イオン銀行では給与所得者の場合、前年度年収が100万円以上あれば申し込みをすることができます。

ただ、年収はローン返済の根拠となる金額なので年収と物件価格と毎月の返済金額のバランスがとれているかどうかは審査の際に確認されます。

1-4.健康状態

四つ目が、健康状態です。住宅ローンは返済期間が長期に渡るので多くの銀行では団体信用生命保険の加入が必要です。団体信用生命保険に加入する際には健康状態を確認されます。これに加入できなければ借り入れはできません。

2.審査結果が出るまでにかかる日数は?

2.審査結果が出るまでにかかる日数は?
一次審査(仮審査・事前審査)の結果が出るまでの日数は通常3営業日程度になっています。

銀行の窓口は営業時間が15:00までになっていますが、不動産会社と提携している銀行だと15:00以降でも対応してくれることがあります。

また、インターネットからの審査申し込みならばいつでも申請することができるので忙しい人には便利です。

3.一次審査(仮審査・事前審査)に受かるためには?

3.一次審査(仮審査・事前審査)に受かるためには?
一次審査(仮審査・事前審査)に受かるためには借り入れのバランスをとることが大切になります。

3-1.年齢

まず、完済時の年齢を考えて申し込みをする必要があります。若い年齢ならば返済期間を最大に使っての返済が毎月の返済額を減らすことになります。

しかし、年齢的に借入期間を長くできない場合には毎月の返済額がローン審査の規定内に収まるように頭金の額を増やして借入額を減らす必要があります。また、短い借入期間でも負担を減らせるように物件自体をもう少し安い価格帯で探すというのもひとつの方法です。

3-2.勤務先

勤務先と勤続年数も一次審査のポイントなので独立や転職を考えている人は、先に住宅を購入しておくのがおすすめです。また、転職してまだ3年たっていない人は短い勤続年数でもローン審査申し込みができる銀行のローンを利用する方法もあります。

イオン銀行住宅ローンの場合は給与所得者ならば6か月以上勤務していればローン審査の申し込みができます。

3-3.年収

年収の項目は銀行間の競争激化の結果、緩和が進んでいる項目です。しかし、安易な借り入れは返済が滞る原因です。出産など将来の家族状況に変化があっても対応できるだけの余裕を持った借り入れを行う必要があります。

3-4.健康状態

長期の借り入れで審査に重点が置かれている健康に関してですが、一番良いのは健康なうちにローンを組むことです。

おすすめは毎年の勤務先での健康診断で良好な結果が出た時に、家族で住宅購入を話し合うことです。

また、持病がある人はフラット35の利用を検討してみましょう。フラット35は団体信用生命保険を任意で外すことができます。

フラット35で団体信用生命保険を外す場合は受け入れ基準が緩和されている生命保険への加入を検討するのがおすすめです。

4.自動車ローンについて

4.自動車ローンについて
住宅ローンの審査では申込者の借入可能額を審査しますが、自動車ローンの借り入れがある場合はその分借入可能額が減ります。

そのため、住宅と自動車の購入で住宅の購入を優先に考えているなら先に住宅を買って、それから自動車を買うのがおすすめです。

5.クレジットカードのキャッシング枠について

5.クレジットカードのキャッシング枠について
住宅ローン以外の借り入れがないといっても安心できません。所有しているクレジットカードにキャッシング枠があると、いつでも引き出せるのでその分の借り入れをしているとみられます。

複数のクレジットカードを所有しているならば、ローン審査の申し込み前に不要なクレジットカードを解約しておくことをおすすめします。

6.銀行口座の使い方

6.銀行口座の使い方
住宅の購入を考えていて、ローンの時に利用する予定の銀行があれば早めに口座を作っておくのがおすすめです。

ローン審査の際は安定した収入があり、その収入以内で生活しているかどうかを見られます。

水道光熱費などを銀行からの自動引き落としにしておけば、お金の流れが一目瞭然になります。お金の流れがわかると銀行も融資がしやすくなります。

また、給与振込や光熱費の引き落としをすることでローン金利が割安になることがあります。

7.申込書の記入

7.申込書の記入
ローン審査申し込みの際は申込書を記入します。この記入の時には細部まで詳細に記入してください。

一次審査の申込書は物件を購入する不動産会社で記入することもありますが、実際に審査するのは銀行なので気を抜かずに名前や住所のふりがなもしっかり記入しましょう。

8.不動産購入ローンの流れとは?

8.不動産購入ローンの流れとは?
不動産を購入する時のローンの流れを確認しておきましょう。ローン審査の流れを知ることで慌てずに物件購入を進めることができます。ローン審査には、4つの項目があります。

8-1.一次審査(仮審査・事前審査)

一つ目の項目は、一次審査(仮審査・事前審査)です。一次審査(仮審査・事前審査)ではローン審査申込者の借り入れ能力を審査します。不動産物件の購入申し込みと同時にローン一次審査を申し込みますので必要になる書類は事前に準備しておきましょう。

8-2.二次審査(本審査)

二つ目の項目は、二次審査です。一次審査を通過すると二次審査(本審査)に進みます。二次審査で必要になる書類は一次審査よりも多くなるので早めに準備をしておきましょう。

8-3.ローン申し込み・契約

三つ目の項目が、ローン申し込み・契約です。二次審査(本審査)を通過すると正式にローンの申し込みをすることになります。その後契約へと進み融資実行を待ちます。

8-4.融資実行

四つ目の項目が、融資実行です。最後に融資の実行が行われて、不動産登記・物件の引き渡しが行われます。物件の引き渡し時には設備の説明がありますので忘れないようにメモをしておくと後で便利です。

9.ローンの一次審査項目を確認してスムーズに物件購入を進めよう!

不動産物件を購入する際の第一歩はローンの一次審査(仮審査・事前審査)になります。

ローンの一次審査(仮審査・事前審査)では借入時や完済時の年齢や勤務先、勤続年数、収入、健康状態などが審査されます。

それぞれの項目でどのような内容が審査されるか確認しておき、審査に受かりやすい状態を作っておくことが大事です。

また、人口が減少している現在、属性が良い人にはぜひ住宅ローンを借りて欲しいというのが銀行の本音です。ですので、貸し出ししやすい人向けにいろいろな割引やサービスを準備している銀行がたくさんあります。

金利差としては小さく見えますが、合計返済額でみると大きな違いになります。そのため、いろいろな銀行の住宅ローン情報を集めて検討する必要があります。

金利を抑えられる有利な銀行でローンを組んでスムーズに不動産購入を進めていきましょう。

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